Cinq-cent-quatre-vingt-huit ページ9
Side you
あれ、
『おーいえりなちゃん？』
「...」
「薙切さん....」
そこまでのものじゃないだろうに
想像以上に効いたのか
コーヒー飲ませたものの
一向に動く気配がない薙切
ちなみにWGOはもう起きた
『困ったな...』
一応、もうあまり此処にいたくないから
できればさっさと済ませたいのに、と
頭を抱えると
「うおっ...なんすかこれ！」
『お、』
「創真くん！？」
この状況じゃ、一番使える奴がきた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Souma Side
「幸平ちん!、ちょっと」
「なんすか
俺準備あるんすけど？」
「もう結果出てるよ」
待ちに待った才波朝陽との一戦
その前に、薙切とA先輩の勝負がやってる筈だ
実際司先輩行っちまったし
けど
「早くないっすか？」
連れ出され、前を歩く久我先輩に
聞いてみれば
「行けばわかるから、はよお行き！！」
「...」
どうにも眉間に皺を寄せた、無理なキャラの久我先輩に
言われて会場に行けば
ーーーー
「先輩何作ったんすか？、あれ
でも勝者薙切って....は！？」
「創真くん！！」
『ありがとう田所
...てか、僕がこれの元凶ってのはわかるのか』
まぁ、現場ぐっちゃぐちゃだから
幸平が詰め寄りたくなるのもわかるけど
『僕じゃ起こせない、
最後に話したいからちょっと薙切起こしてくんない？』
「!....薙切？」
ちょうど僕で見えなかったんだろう
親指で俯いた薙切の方向を示せば
「.....何やったんすか」
『！...へぇ、』
幸平の目線に少し
驚ろかされて
『(そういえば、城一郎さんが言ってたな)』
“「オメェは朝陽から聞いたかもしんねえが、
例のコツ、創真が聞いたのはついさっきだ」”
全部、見通していたのか
『...ｸｽ』
「何笑ってんすか」
『あぁごめんごめん』
思わず笑ってしまったけれど
とりあえずは目的最優先だ
『何もしてない、
僕のスペシャリテを食べただけ』
「...は、？」
「本当だよ！、創真くん！」
端的に事実を言ってやれば
目を見開いたけれど
田所が詳細を伝えてくれたおかげで
とりあえずの納得は得られたらしい
『というわけで、
俺はもう敗者で裏切り者だから
さっさと君たちに場を明け渡す為にも
早く』
「っす」
そう言って、幸平が薙切に
近づいたその時
-ﾂｩ...
「『！』」
「薙切？」
「.....ぃ」
「いや.....、いやぁ....!!!」
『....』
どうやら、今の僕は
本当に此処にいちゃいけないみたいだ
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blu (蒼)(プロフ) - グラスさん» 『さぁ、どうなるかな？、気付くのが遅くなってごめんね』 (2月17日 2時) (
レス) id: 6160a04752 (このIDを非表示/違反報告)
グラス - この二人の仲が戻りますように...。 (2月2日 14時) (レス) id: 313ccc9c47 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - このはさん» 「朝陽君達2人に代わってお礼を言わせてもらうね、ありがとう。またね」 (8月22日 23時) (レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
このは - この話が大好きで、何回も読ませていただいています。朝陽さんと黒翔さんのやり取りが好きでいつも楽しませていただいております。このお話の終わりが近づいてきて寂しさも感じますが、応援しています。 (8月19日 12時) (レス) @page13 id: 07d630b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
ハデス - blu (蒼)さん» わぁ！！！！お返事ありがとうございます！黒翔さん(違ったらごめんなさい🙇)！！ずっと応援してます！！蒼さんの作品全部見ましたよ！ツイステとコナンも！朝陽さん大好きです！あっ、チャット化ふせぐの知ってるので返事は大丈夫です！！ (8月1日 0時) (レス) @page11 id: b5ef1167b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2023年6月15日 6時
