Cinq-cent-quatre-vingt-dix ページ11
[ちとワンクッション]
ここから本編最後のネタバレを惜しみなく
使ってきますんで
苦手な方は要注意でお願いします
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“『いつまで道具に頼ってんの？
ざっこ』”
「....、」
「あ、薙切さん！！」
視界には、田所さんがいる
私は....そうだわ
「！！....試合！！」
まだ皿を出していない！！
しかし、壁にかかった時計は
あれから三時間も時間がたった事を
示していて
「...っ！」
まさか....負けたの？
その時
「薙切さんの勝ちだよ」
「...ぇ、？」
田所さんが、ことの顛末を教えてくれた
ーーーーー
「...不戦勝？」
「...っ」
サク・チェシタの皿を味見してしまったのは
....安心したかったからなのかも知れない
その結果
“「ここは....?」”
神の舌が見せた、真っ暗闇の世界
何も見えない....
何も感じない....
どこにいるのかわからない
とても恐ろしい世界
うっすらと覚えているけれど
“『バケモノとして、君に先輩ヅラをする』”
「.....っ！」
背筋がまだ寒い
地球上にない皿.....
あれほどにならないと
いけないの...かしら
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side you
『っい！』
「あ...ご、ごめん！？」
『いや...大丈夫』
部屋に帰ってきて
何故か用意してあった救急箱で
司から手当を受ける
「どっちも右頬...病院行ったら？
骨が少し心配」
『え、まじ？』
あの兄妹、案外似たようなところあるんだねぇ
なんて、ふざけている場合じゃないけれど
『でも、せめて次は見る』
「....」
すると
「ねぇ....A
料理、楽しい？」
何を言ってるのか
『当たり前』
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Tsukasa side
Aは。自分のことを蔑ろにしてでも
僕らを優先する
そこに上限は無くて
今日の試合を見てて思ったんだ
僕らが、Aを苦しめているんじゃいかって
料理人としてじゃなくて
他のところで出会ってたなら
もっとAは笑えていたんじゃないかって
そしたら
『何考えてるのか....はなんとなくわかるけど』
-ﾄﾝｯ
『料理をしてたから司や竜胆
みんなにも会えた、からさ
それを言われると....ちょっと』
「！！....ごめん」
『ん、こっちこそごめんね』
わかってるよ、と
いつもの顔で笑ってくれた
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blu (蒼)(プロフ) - グラスさん» 『さぁ、どうなるかな？、気付くのが遅くなってごめんね』 (2月17日 2時) (
レス) id: 6160a04752 (このIDを非表示/違反報告)
グラス - この二人の仲が戻りますように...。 (2月2日 14時) (レス) id: 313ccc9c47 (このIDを非表示/違反報告)
blu (蒼)(プロフ) - このはさん» 「朝陽君達2人に代わってお礼を言わせてもらうね、ありがとう。またね」 (8月22日 23時) (レス) id: 09b430d25a (このIDを非表示/違反報告)
このは - この話が大好きで、何回も読ませていただいています。朝陽さんと黒翔さんのやり取りが好きでいつも楽しませていただいております。このお話の終わりが近づいてきて寂しさも感じますが、応援しています。 (8月19日 12時) (レス) @page13 id: 07d630b0e0 (このIDを非表示/違反報告)
ハデス - blu (蒼)さん» わぁ！！！！お返事ありがとうございます！黒翔さん(違ったらごめんなさい🙇)！！ずっと応援してます！！蒼さんの作品全部見ましたよ！ツイステとコナンも！朝陽さん大好きです！あっ、チャット化ふせぐの知ってるので返事は大丈夫です！！ (8月1日 0時) (レス) @page11 id: b5ef1167b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼 | 作成日時：2023年6月15日 6時
