2eme livre:Mort de 3eme année

Cinquante quattre ページ9

スタジエール前日、そして竜胆たちと出かける前日




水やりを終えてから、ゼミの部屋に戻ってきた



『アキラ、水やり終わった』

葉「おう、おつかれ」




中には相変わらず何かの調合をしているアキラ




『明日からだろ？ スタジエール』

葉「あぁ、」

『どこ行くの？』

葉「小学校」

『うわ、お疲れ』

葉「行く前日からいうなよ…」




つまりアキラの研修先での相手は子供
子供は純粋な分様々な事が顕著に出る
そして、それは好き嫌いにおいても同じ
最近ニュースにでてたよね、給食問題について



『こんなところで躓くなよ(笑)』

葉「ﾊｯ! 当然。Aも明日出かけるんだろ？」

『うん、選抜のご褒美』

葉「楽しんで来いよ」

『お土産楽しみにしててな』




そう言い次の日アキラはスタジエールへ出かけて行った
僕はというと




竜「あ、おーいこっちこっち！」

『ごめん、遅くなったね！司も久しぶりかな？』

司「そうかもしれないな、じゃあ行こうか」




そうしてまずは調整をお願いする店までやってきた



店「では、お預かりいたしますね」

司「はい…、ほんっとに慎重におねがいしますね！ 大事な、大事な道具なので…！」

店「だ、大丈夫ですよ！ いつも通りオーダーに沿って調整いたしますから！」

司「でも…」

竜「いつまでも弱音はいてんじゃねーぞ？ 司！」

司「竜胆…」

竜「いつもここで頼んでんだから大丈夫だろ。ほら次行こーぜー！」





引きずるようにして、司を竜胆が持ってきた




『終わった？』

竜「おう！ 司も早く立てよな！」

司「うぅ…大丈夫かなぁ」

『料理以外はほんとに肝が小さいなぁ、』




思わず笑ってしまう



竜「なー、アタシそろそろ腹減った！ 早く行こうぜ！」





竜胆がゴネだしてしまった



『ん、じゃあ移動しようか。ほら竜胆！ 行きたいところあるんでしょ！』

竜「おう！ じゃ行くか！」




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竜胆に連れて来られたのは…



『中華？』

司「みたいだね…竜胆、ここは？」

竜「この間教えてもらった中華の店でな！ エビ春巻きとかエビ料理が有名らしいんだ！」

竜「テーブル抑えてあるからよ。行こうぜ！」




入店すると、


「いらっしゃいませ、小林様。お席まであちらの者が案内いたします」

竜「あぁ」



案内されてテーブルにつく
店内は中華の文化というより、落ち着いたフレンチの店の様なデザインで統一されていた







　

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