2eme livre:Mort de 3eme année

Soixante neuf ページ24

潤「黒翔君はウチの模擬店手伝うの禁止ね！ お友達とたくさん青春してきて！」


アリスちゃんの書類に潤さんがサインをする間、
司に伝えてしまおうと、ゼミの外に出てきた


『アキラに怒られそう…』


ーﾌﾟﾙﾙ



“司「はい、どうしたのA」”

『あ、司？ 月饗祭の模擬店の事だけどさ、手伝うよ』

“司「え！ 本当‼」”

『ゼミの模擬店が色々あって、僕手伝わないって事になってさ、暇になった』

“司「はぁー、良かったぁ…」”



本当に嬉しそうな司の声色を聞いていると、なんとなく悪い気はしないなというか…かえって良かったのかな？ なんて考えが頭の中をめぐる



“司「早速いくつか相談したいんだけど…執務室来れる？」”

『あぁ、良いよ。今から行くね』



連絡を切って準備する為一度ゼミの中へ戻った

ーーーーーーーーーー

言われた通り執務室までやってきた


ーｺﾝｺﾝ、

『失礼します…あ、竜胆もいたんだ』

竜「よ！ 結局手伝う事にしたんだな！」

『ゼミが乗っ取られました…』

竜「ぷ、なんだそりゃ！」



いや、そう表現するのが一番良いんだよね、



『それより、何見てんの？』

司「月饗祭のパンフ」

竜「幸平創真がな！ 久我に売り上げ勝負挑んだんだよ！」

『うわー…やりそうと思ってけど、』


パンフは隣のページに陣取り、
しかも中華研の目の前に出店するようで、
ジャンルは中華？



『よくやるね…』

竜「アハッ！ 楽しみだよなぁ‼ 一緒に行こうぜ！」

『休憩時間かぶったらね、で、司はまた書類？』

竜「司ったらな、幸平と久我の勝負に全く興味ないんだぜ⁉」




まぁ、司は料理に関しちゃ自分の事以外気にしないから、


司「そんな事より……店の内装が間に合うか！ ちゃんと注文通り来るのか！ 」

竜「相変わらず肝っ玉ちいせぇな！」

『ど、どうどう…』



その後打ち合わせをしてゼミに戻った

ーーーーーーーーーー

『ただいまー』

葉「おかえり」



アキラが帰ってきていたみたいだ
その手には月饗祭のパンフ


『幸平君のページ、見た？』

葉「喧嘩ふっかけるだろうと思ってだけどな…」

潤「凄いよねぇ」



どうやらアリスちゃん達の事はまだ聞いていない様子
そして夜



ア「はーやーま君！」


『げっ…アキラー』

葉「薙切か…？」



ドアを開けるアキラ
うん、逃げよう


ア「汐見ゼミの出店場所を私達3人で使いましょう？」

葉「はぁ？ おいA！」


わー、バレたー

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