Qarante huit ページ3
(Continue Hayama side)
俺が潤に遠月に連れ出された後、聞いてしまった会話がある。
夜遅い時間だった
潤「アキラ君はとてもいい子です、熱心に研究の手伝いをしてくれて、私の足りないところを補ってくれます…でも、」
潤「怖いんです、私は自分のためにアキラ君が望まぬことをされてるんじゃないかって」
そう言ってあなたは泣いていた。
ちがう
違うよ、潤
-ツンツンッ
葉「!!」
『シィー』
振り返れば、Aがいた
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潤の話を盗み聞きした後外へ出た
『大丈夫か』
Aが言う
葉「何がだよ」
Aが近寄ってきたと思ったら、
ームニッ!
両頬を引っ張られた
『あはは! 変な顔!』
葉「あにすんだ!」
両頬から手を離される
『泣きそうな、不安そうな顔してる。』
『大方、潤さんにとって俺は迷惑なのかとかネガティブなこと考えてただろ』
バレた。
潤のあの顔を見た後俺の頭に浮かんだ考えはただ一つ
俺の存在が潤にとって悪影響なんじゃないか
葉「だって俺がいなければ研究だけに集中できる」
『迷惑だったら最初から拾ってないよ。そもそも潤さんの性格からして迷惑だったらはっきり言うでしょ。お世辞とか多分いえないよ、あの人』
葉「だが・・・」
『それに、アキラが来てから間違いなく潤さんは楽しそうに見えるよ、僕から見て』
葉「楽しそう?」
『もちろん、研究してる時も楽しそうなんだけど、なんというか…それ以外の趣味を見つけた感じ?』
『でもまぁ、不安だよね』
葉「え?」
『お互いが優しすぎて、余計な不安を抱え込んでるように見えるな、アキラと潤さんは。』
葉「…どうしたら、」
『え?』
葉「どうしたら、潤の心配を取り除けるかな」
『んー、じゃあさ』
『僕らで勝ち続けて、香りの凄さを証明してやろうよ。潤さんの凄さを分らせてやるんだ。』
『そしてその後に言ってあげな』
『僕は貴方のおかげでここまで成長できた、怖がらないでってさ』
葉「…あぁ、Aも負けんなよ」
『ハッ…負けないよ、僕は』
その日俺らに目標が出来た。
俺に生きる意味をくれ、照らしてくれた潤
不安定な時いつも支えてくれたA
貴方達はいつも俺の隣にいてくれた…
葉「この一皿に、俺の全てを捧げる…‼」
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仙「勝者…」
仙「葉山アキラ‼‼」
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蒼(プロフ) - EMIKOさん» 『んーと、確か年度始めに測ったら178cmとかだったかな? 2センチだけ司に勝ったからちょっと嬉しかったのを覚えてるよ』 (2020年5月3日 19時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - ありがとうございます!!すみません、、、主人公の身長はいくつでしょうか? (2020年5月3日 10時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - EMIKOさん» リ「見直してみたら言葉遣いが失礼でしたわ…申し訳ありません。 イラストはいつでも歓迎致しておりますわ!」 (2020年4月29日 22時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - EMIKOさん» リ「勿論可能ですわ、確認ありがとうございます! ただこちらのコメ欄ですと誰でも見れてしまうので受け渡し等は可能であればTwitterなどが良いかと思っております。勿論コメ欄でも出来ない事はないので遠慮せず仰ってくださいませ!」 (2020年4月27日 0時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年4月26日 22時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 | 作成日時:2020年3月28日 20時