Soixante deux ページ17
オーナーシェフは店にとって大切な要素の一つ、
店を選ぶ時、オーナーシェフの顔やプロフィールを確認する時も多いんじゃないかな、
ただローカにはそれがない
とある美食家がシェフに挨拶したいといった時
出てきたのはピエロの様な仮面をつけた人だったという
そしてローカには特定の営業時間というものがない、
店に向かった時開いていればラッキーともいわれているほど
『その有名なローカのオーナーがこんな変態チックだとはねぇ…』
リ「あら、意外ですの?」
オーナーシェフと名乗らないのはまだ学生だから、
営業時間が決まってないのは色々するべき事が多いから
リ「ルセットさえ伝えられれば店の営業に何も問題ありませんし、私の店の従業員はそこまで柔に育ててはおりませんわよ?」
リ「だからこそ、こうしてAさんに会うためにとここまでやってきたのですから!」
さらに腕の力を強めてくるリオ
元気だなぁ
リ「…まぁ少々気になる事もあるのですけれど…ボソ」
『ん、…なんか言った?』
何か呟いたような気がしたんだけど、具体的には聞き取れなかった
リ「なんでもありませんわ? それよりAさんの方は、もう大丈夫ですの…?」
『ん、何が?』
リ「初めてお会いした時、大分荒れていらっしゃいましたから」
ちょっと強引なリオにしては珍しく
相手を気遣うような事を言ってくる
ーポン
『ありがとう、もうあんな無茶はしないよ』
リ「当然ですわ! まさか裏に殴り込むような真似はやめてくださいまし!」
『はは、まぁお陰で食材の良し悪しが手でわかるようになったんだし、後悔はしてないけどね』
リ「もう…肝が冷えましたわ」
懐かしいなぁ、
あの人元気かな
リ「…さ、…さん!」
『ハッ!』
昔の事を思い出していたからか、自分の世界に入ってた
『ごめんごめん、何?』
リ「食戟というものについて教えてくださる? この新聞に書いてありますが」
リオが指さしたのは
昨日行われた食戟の遠スポ
『あぁ、食戟ってのは料理人同士の勝負の事で、お互いに同価値のものを賭けるんだ。お題と審査員を用意して、食戟管理局に通達すればオッケー』
リ「なるほどつまりAさんがイタリアに来る前にやった勝負というのはこれの事ですのね」
『あまり言わないでね、具体的に知ってるのキミだけだから…』
リ「私とAさんだけの秘密…‼ 光栄ですわ!」
元気だなぁ(2回目)
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蒼(プロフ) - EMIKOさん» 『んーと、確か年度始めに測ったら178cmとかだったかな? 2センチだけ司に勝ったからちょっと嬉しかったのを覚えてるよ』 (2020年5月3日 19時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - ありがとうございます!!すみません、、、主人公の身長はいくつでしょうか? (2020年5月3日 10時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - EMIKOさん» リ「見直してみたら言葉遣いが失礼でしたわ…申し訳ありません。 イラストはいつでも歓迎致しておりますわ!」 (2020年4月29日 22時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
蒼(プロフ) - EMIKOさん» リ「勿論可能ですわ、確認ありがとうございます! ただこちらのコメ欄ですと誰でも見れてしまうので受け渡し等は可能であればTwitterなどが良いかと思っております。勿論コメ欄でも出来ない事はないので遠慮せず仰ってくださいませ!」 (2020年4月27日 0時) (レス) id: ecd1ab9e87 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年4月26日 22時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 | 作成日時:2020年3月28日 20時