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Quatre vingt dix-neuf ページ6

(Continue Souma side)

竜「司はほぼ全ての調理を1人でやってるんだ
一応Aはいるけど、アイツはサポートだしドリンクと司に言われた事しかしないようにしてる。

お客さんの目的は司の料理だからってな

そりゃ卓を少なくしなきゃやってられねぇさ」


9品を1人で!


恵「そんな沢山の仕事量を1人でこなすなんて…」

竜「いやどっちかってーとこう言う理由だ、」


“竜胆やAはともかく、他人に料理の仕上げを任せるなんて! ミスでもされたと思うと料理どころじゃなくなる!!”



相変わらずだな…




創「そういや黒翔先輩は…?」

恵「あれ?どこだろ?」


手伝ってんじゃないのか…?


竜「いるだろ? ほら司の奥、」



竜胆先輩が指差す方向を見れば

司先輩とは正反対の全身黒いコックコートに身を包んだ黒翔先輩が奥で作業していた
照明も薄暗いから、よく見なきゃわからないだろう


創「真っ黒っすね」

恵「よく見なきゃわかんないや…」

竜「Aは逆にとことん目立ちたくないタイプでな、普段はあれにフードかぶってんだぜ?」



フードまで…


恵「あれ? でも今はなんでフード被ってないんですか?」

竜「アタシがメールで言っといた‼
アタシがいる時にフード被ったら書類押し付けるぞ!って」

創「それドヤっていう事っすか…」


黒翔先輩って十傑じゃねぇのに、苦労してんだな…





「お待たせ致しました」



皿が運ばれて来た


ーーーーーーーーーーーーーー
Side you

竜胆このやろ
フード被りたい…‼


人前で調理をする時にフードを被らないのは久々で、
スースーする分違和感が半端ない
しかも連れて来たのは
幸平君と田所ちゃんって



司「A、竜胆の卓行こう」

『なんか司が友達の方が緊張するっていうのがちょっとだけ分かった』

司「だろ!」



胃が痛くなるのもわかるような、わからないような…



ホールへ出て、竜胆達の卓へ近寄る



司「幸平創真、田所さん、竜胆も…部屋寒過ぎない⁉逆に空調効きすぎてたら言ってくれ⁈」

『わー、司ストップ!』



いつもの流れが始まってるし



竜「あのなぁ、そうやって客に気を使いすぎるとかえって居心地悪くなるだろ?」

司「えぇー⁈ じゃあ一体俺はどうしたら良いんだ…‼」


うん、もう知らない
この2人は置いといて…



『やぁ、田所ちゃん、幸平君』


恵「黒翔先輩!」

創「なんか先輩のコックコートみるの初めてっすわ〜‼」

『そうだっけ?』

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(プロフ) - 真津奈(matsuna)さん» 葉「ありがとな…話の展開についてはだいぶ自信なかったそうだが、報われたそうだ。良かったらまた来てくれ」 (2020年5月9日 16時) (レス) id: 2152f1787e (このIDを非表示/違反報告)
真津奈(matsuna)(プロフ) - 主といい、話の展開といい、凄く好みです!毎日楽しく読ませていただいています!更新頑張ってください! (2020年5月9日 8時) (レス) id: 349d08508f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月5日 5時

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