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Cent trente neuf ページ46

(Continue Souma side)


恵「預かっている勝負って…」



司先輩と黒翔先輩のやつか…‼



薊「その勝負についてだが、勝敗が決した」



え「決したって…」

タ「再試合をするのではなかったのか?」



本来なら再試合の日時を設けて、皿と審査員を用意して行うはず…



薊「黒翔君はもう遠月学園を出て行ってしまったから、日時を確保する事ができなくてね…とても残念だ」




−ザワザワ



恵「いないって…まさか‼」

タ「自主的に退学したのか…⁈」


“もうここにいない”


と言う言葉に衝撃が走る



黒翔先輩
俺の知る限りでは楽しそうに司先輩や汐見ゼミで料理してたように見えたけどな、



薊「ただその前にケリをつけたいと言う要望があったから、僕と話し合った結果…

彼は負けを認めたよ」



「…‼」


−ザワザワ


薊「だから、司瑛士vs黒翔Aの試合は
司瑛士の勝利とする。以上だ」





え「黒翔さん…何故…」

ア「やはり、厳しかったのかしら」





薊「そして、今日最後のイタリア料理研の食戟、スペシャルゲストを招いている」




スペシャルゲスト?


創「誰だ?」

タ「審査員か?」





薊「入ってきてもらえるかい?」




−トッ



薊総帥の声がするのと同時に
後ろから柵に足をかけてステージ上に飛び降りた人物





ア「黒いコックコートに…」

黒「ピエロの仮面…?」






薊「僕もよく行く店の一つがイタリアにあってね、
オステリア・ラ・ローカというんだが」


タ「‼」



創「タクミ、知ってんのか?」



何かを気づいているかのような仕草を見せるタクミ



タ「あぁ、地元ではかなり人気のある有名店だ」

え「でもあの胸元、セントラルのバッジが…」





薊「今日最後の食戟、セントラルの料理人は…」





「全く、大したパフォーマンスですこと、」

恵「この声‼」





薊「オステリア・ラ・ローカのオーナーシェフ
2年生のリオ・カーロ君が務める」






仮面を外した下の顔は
かつて、一緒に寮で過ごしたリオ先輩のもので






リ「オステリア・ラ・ローカのオーナー、遠月学園2年生、そして…」





リ「セントラルのリオ・カーロと申します。」




よろしくて?、と極星寮で一緒にいた時と変わらない表情でリオ先輩は笑った

ーーーーーーーーーーーーー
Rio side

全く、余計なことを言ってくれたおかげで不満の視線だらけではないですか


貴方はこんな中にいたんですのね、Aさん

Cent quarante→←Cent trente huit



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(プロフ) - 真津奈(matsuna)さん» 葉「ありがとな…話の展開についてはだいぶ自信なかったそうだが、報われたそうだ。良かったらまた来てくれ」 (2020年5月9日 16時) (レス) id: 2152f1787e (このIDを非表示/違反報告)
真津奈(matsuna)(プロフ) - 主といい、話の展開といい、凄く好みです!毎日楽しく読ませていただいています!更新頑張ってください! (2020年5月9日 8時) (レス) id: 349d08508f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月5日 5時

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