Cent trente trois ページ40
※司先輩軽く病ませます、注意
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Rindo side
司とAの食戟以降、
Aの居場所が分からなくなった
あの後輩と一緒に運んだ後、
すぐ消えちまったんだよなぁ
どこで何をしてるんだか、
あの時に聞いたAの過去は確かに驚いた、
そして、アタシ達に隠してた訳も理解した
そりゃアタシらがなんか言ったって拍車をかけて余計嫉妬されるに決まってるだろ‼
それでも、怖かっただろうにAはアタシらの面倒を見てくれた
苦労かけちまったなぁ…
多分司もアタシもだいぶ依存してる自覚はある。
しかし、Aの側は何より居心地がいいんだ!
それこそずっと隣にいて欲しいくらい
だから、三人一緒に居れるようにセントラルに誘った
Aには色々世話になったし、
今度はアタシらを頼って欲しい、
って思ってたんだけどなぁ…
司「斎藤、今なんて言ったの…?」
なぁA、
いったろ
アタシら3人でこれからも美味いもの作ろうって
斎「茜ヶ久保が言うには…黒翔が、
遠月を退学したそうだ…」
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Tsukasa side
信じられなかった
Aが、居なくなるなんて
言ったじゃないか
そばにいるって
頼りたい時に誰も居ないのは怖いって
俺を一人にしないって
それなのに居なくなるって
やっぱり俺達に愛想を尽かしたのかな
竜「司?」
斎「大丈夫か…?」
スマホを取り出してAの番号にかける
“おかけになった番号は現在電源が入っていないか、電波のつながらない所にー”
司「ダメか…」
なぁ、A
許さないよ?
別に味が分からなくたって、
なんか言ってくるやつがいたって
俺と組んだら黙らせられる
というより俺が黙らせる
今まで助けられなかった分
今度は俺に頼ってよ…
この前の食戟だって、
あんなにいい皿出してたじゃないか
それなのに、心ない奴らのせいで暴走してたね
知られたくなかったみたいだけど
別にあのAの姿を怖いとは思わない
むしろ凄いとすら思うよ
俺の料理が輝くためにはAに居てもらわないと困るんだ
模擬店の時も言ってたね
“
ならそばにいないとダメだろ
もっとこの遠月を正しい姿、人間に変えられたらかえって来てくれる?
ならまずは兵隊の育成を進めるべきかな
全部終わったら迎えに行くよ
司「待っててね」
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蒼(プロフ) - 真津奈(matsuna)さん» 葉「ありがとな…話の展開についてはだいぶ自信なかったそうだが、報われたそうだ。良かったらまた来てくれ」 (2020年5月9日 16時) (レス) id: 2152f1787e (このIDを非表示/違反報告)
真津奈(matsuna)(プロフ) - 主といい、話の展開といい、凄く好みです!毎日楽しく読ませていただいています!更新頑張ってください! (2020年5月9日 8時) (レス) id: 349d08508f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼 | 作成日時:2020年5月5日 5時