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肆拾弐 ページ43

着たよ
着たけど待って
コレはダメだろ
恥ずかしい
心拍数が半端ない
ドンドコドンドコ脈打ってる
祭りの太鼓レベルだよ

え、コレを昴さん…てか秀一さんに見せんの?
恥ずかしくて死ぬんだけど

秀一「A?開けるぞ?」
私「いや、ダメ、本当にダメ」
秀一「……」

私が戸を抑えるのよりワンテンポ早く開けてしまった秀一さん
てか、コイツいつの間に変装解いたんだよ!

私「ダメだって言ったのに!」
秀一「ふっ…俺の想像以上だったな」
私「人の話を聞けよぉぉぉ!」
秀一「そんなに怒っても可愛いだけだ」
私「可愛くないから」
秀一「紅くなって涙目のお前が可愛くない筈がない」
私「もうやだこの人」

恥ずかしすぎるから穴掘ってくれないかな
出来れば6メートルくらい深いやつ
埋まって暫く出てこない予定なので
顔が赤いって?知ってるよ!めっちゃ顔熱いもの
恥ずかし過ぎて涙出てきたしもうホント勘弁して…

グイッ

恥ずかし過ぎて俯いてたら急に背後に引き寄せられた
秀一さんの胸に倒れこむ
布が薄過ぎて(もはや布と呼ばないレベル)秀一さんの体温がいつもより近い

まるで、肌を直接触られているようで

ゾクリ

背筋が泡立った

秀一「…。我慢できそうにないな」
私「…この服買った時点で我慢する気なんて無かったクセに」
秀一「流石の俺も理性が持ちそうに無い」
私「知りませんよ。そんなの
秀一さんが半ば無理やり着せたんでしょ」
秀一「優しくしてやる保証は出来ないな」
私「そこは保証して下さいよ」

ドクドク
秀一さんも緊張するらしい

いつもより近い心音は
私に負けず劣らず早鐘を奏でていた
その後は…まぁ、皆さんのご想像に任せよう




___作者

裏にしたく無いのでここで止めます

裏もいつか書けたらいいな…書けたら…
あ、作者にそんな技量無いわ

肆拾参→←肆拾壱



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サッカー部 - 昴さんがすばるにのってるのは笑った (2019年1月14日 21時) (レス) id: 20f240adb2 (このIDを非表示/違反報告)
フィッシャーズ - コメントなにかこかなー  赤井さんカッコいいよね (2019年1月14日 21時) (レス) id: 20f240adb2 (このIDを非表示/違反報告)
雷夢(プロフ) - 伍のジョディーさんのところが「ジョディーさゆ」になってますよー! (2018年1月7日 19時) (レス) id: 10a18e9fdf (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 麻希さん» いえいえ!このお話大好きなのでこれからも頑張って下さい! (2017年5月28日 1時) (レス) id: 3f6bf9621b (このIDを非表示/違反報告)
麻希(プロフ) - レナさん» レナ様、コメントありがとうございます!本当だ…やってはいけないミスを犯してました…Σ(・□・;) (2017年5月27日 15時) (レス) id: 24d44e4131 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティグロン | 作成日時:2017年3月18日 9時

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