104.『ふざけるな！！』 ページ9
ルフィと再開を喜びながら
エースはランカへと振り返る
エ「ランカも、ありがとうな！」
『勘違いするな、お前とは決着を着けてねぇから、死なせる訳にはいかねぇと思っただけだ』
エ「！…っハハ！そりゃあ光栄だな！俺が回復したら相手してくれるか？」
『そうだな、考えておこう』
ランカは自分の射程範囲に水を纏わせる
『さぁ、道を開けてもらおうか！俺に手を出した奴から片付けてやろう』
宣言通り、攻撃した相手が
まるで触手のように水が動いて攻撃していく
逃走しようとする3人に
誰も止める事など出来ない
「ランカさん！！」
『カイト！サッチの元へ行け！脱出手段を確保しろ！！』
「っはい！！」
走り出すカイト
ランカは白ひげの方を見やる
『…あの爺、もう引退する気か…？』
明らかな無茶に、眉を顰めるランカ
そしてランカの予想は的中する
白ひげが、船員に最期の船長命令を下したのだ
白「全員生きて！新世界へ帰還しろ！！」
腕を振り上げ、海軍本部を破壊する白ひげ
エースも解放された今
彼は自身の命をかけて海軍本部を沈ます気でいたのだ
泣きながら命令を聞くもの
嫌だと泣くもの様々いる中
エースは白ひげに頭を下げて
今までの感謝の意を伝える
ランカは、戦場に立ち尽くし
無表情にそれを見つめていた
『…ふざけるな…あの爺…』
その声は、怒りに満ちていた
カツーン…あの靴音が響く
大きく息を吐くと、目を見開いた
『っふざけるな！！白ひげ！！』
その声は大気を震わせ
覇王色の覇気を纏い周りを気絶させる
ランカは白ひげへと走り出すと
その横っ面をぶん殴った
「「「ええぇーー！！？」」」
周りの気絶しなかった男達は目を見開く
白ひげは静かにランカを見据えた
『てめぇの覚悟かなにか知らねぇが！若い命の為に自分の命捧げるたぁ、白ひげ様は随分偉くなったもんだな！あぁ！？』
白「…ランカ、新時代に残党は必要ねぇ」
『…はっ！そんな男だとはな…てめぇは足掻いて生き残って無様に余生を過ごしてろ』
白ひげの隣に立つと
背中を合わせるランカ
白「何してやがる、行け！ランカ…」
『俺に命令してんじゃねぇよ。爺…てめぇが死に急がねぇように見張っててやる。ここで死ぬんじゃ無く、息子らが無事生還を見届けてから死ね』
白「ーーーっ！」
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
