その2 ページ2
カイトは真っ青になると
白ひげの方を振り返る
「しまった…！！ランカさん！白ひげさんが！！」
『あ？船の上にいるだけじゃねぇか』
「違うんです！サカズキ大将の作戦でー」
その時、白ひげ海賊団の傘下の1船長スクアードが白ひげの隣で刀を抜いた
「っダメだ！！！」
カイトの叫びも虚しく
スクアードはその刀を白ひげに突き刺したー
ガキィィィン！！！
刀と刀がぶつかり合う音が戦場に響き
そのままスクアードの刀は弾かれる
白ひげは驚きに目を見開いていたが、微動打にはしていなかった
そして、刀を防いだ男が背後から現れる
サ「…スクアード、何やってんだよ」
それは、黒ひげに殺されたと言われていた
白ひげ海賊団4番隊隊長 サッチだった
ほぼ同時に飛んできたマルコがスクアードを抑え込む
マ「っスクアード！！なんで、お前が…っ！！？」
サ「親父！大丈夫か！？」
白「…あぁ…手間かけさせたな、サッチ」
自分の自慢のサーベルを構えると、安心したように笑うサッチ
スクアードは、海軍の反乱分子なるものに拐かされ今回の凶行に至ってしまったのだ
死を覚悟するスクアード
白ひげはそんな彼に手を伸ばしてー
白「バカな息子を…それでも愛そう」
そんな彼を優しく、強く抱きしめた
ス「っ！！？」
白「仲良くやんな…エースだけが特別じゃねぇ。みんなおれの…家族だぜ」
ス「！！！」
白ひげは、泣き崩れるスクアードを離すと
センゴクの方を睨みつける
白「…まったく…衰えちゃいねぇな」
セ「………」
その様子を見ていたカイトは
口を大きく開けて固まっていた
「…え…え…なんで…！？」
『サッチは死んでるはず、か？』
「っ…少なくとも、僕の知る未来では…」
『だろうな、現にアイツは本来は死んでたはずだからな』
「じゃあ…どうして…？ランカさんが？」
敵の攻撃を交わしつつ
2人は話を進めていく
『お前、以前白ひげの所に潜入したのは覚えてるか？』
「え、えぇ…ナース服着せられたアレ…」
『その時、サッチにはお守りがわりにと呪いをしてやっただろ』
「あ…そう言えば」
『アレが、意外な所で役に立ったんだよ』
そう言いながら、ランカはその時の真相を語り始めたのだったー
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
