その2 ページ19
「…今回の戦争で、貴方達ははっきり言ってランカによって助けられた」
エ「っそうだな、だから礼を言いたい」
「あの人は、弱者には興味ないんですよ」
いつになく突き放す話し方に
ルフィが困ったような顔をする
麦「どういう事だ？」
「…ルフィさん。貴方が今、もし仲間と合流しても…今回みたいな事が起きないとは思ってませんよね？」
麦「ーっ」
「仲間がもし奪われて…今回は助けられたけど、貴方の力じゃない」
麦「あ…」
「だから、僕は貴方達に修行をして欲しい…強くなれば、きっとあの人も出てきますよ」
それだけ伝えると、背を向けレイリー達の方へ向かうカイト
レイリーは、優しく微笑む
レ「…君は、強い男だな」
「強くなんてありませんよ…強かったら、あの場所にランカさんだけ置いて行くなんて事しなくてすんだのに」
ジ「君は、どうするんじゃ？」
「レイリーさん、ルフィさん達を頼みます…僕は、あの人を探しに出ます」
身体を伸ばすと、海の方を見つめるカイト
レ「…生きていると、思うのかね？」
「…生きてますよ…あの人、そう簡単に死ぬ筈ないです。僕はあの人の悪魔の実がこの世に出回らない限りは、あの人の生存を信じ続けますよ」
前に歩くと、カイトはやっと笑う
「…じゃあ、あの靴音が響いた時。また会いましょう」
そう言って、海へと飛び出すカイト
新しい時代が開く音に
レイリーは嬉しそうに目を細めて笑うのだったー
その後、ルフィ、エースが元海軍本部場所に現れ
黙祷を告げた姿は世界中に報道され
荒れ狂う新時代の幕開けとなるのだった
これは、海軍本部ドS中将
その人間の知る人ぞ知る物語であるー
第1章 完
〜後書き〜
「え、完結！？」
『んなわけねぇだろ阿呆』
「完って…」
『第1章、だ。次回からタイトル変わるしな』
「あ、そうなんですか？」
『まあ、その前に2年間修行っつー間がはいるからこの作品の間をあけにゃならん』
「つまり…？」
『溜まりに溜まってるリクエスト作品を更新していくぞ！』
「来たー！！え、絶対リクエストした人忘れてますよ！？」
『そういう訳で…まだまだ完結させる気はねぇから…俺が生きていた頃過去の話ではあるが、これからも宜しくな』
これにて、第1章完結！
勿論続きますのでこれからもよろしくお願い致します！
作者 カナタより
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
