100.隠されていた切り札 ページ1
バサァ…正義のコートが落ちる音がした
そして、カイトは腰から使い慣れた刀を抜き構える
背中合わせには
海楼石を外されたランカが楽しそうに構える
「もう、あんたの補佐官はこりごりですよ。ランカさん」
『相変わらず生意気だな、お前』
「っカイト補佐官！？」
「なにをお考えで！！？」
「すみません！僕本当にしたい事あるんで！…避けないのなら、推して参る！」
『さぁて、エース解放やってやろうじゃねぇか！！』
そして、2人は前へと走り出したのだった
仏「…やはり、あ奴もランカ側に着いたか」
ガ「元々、正義の味方と言うよりは身内に優しい男じゃからのぅ。エースへの情が移ったんじゃろ」
エ「…ランカ…カイト…」
処刑台から爆走し始めるランカ達を見下ろすエースはただ名前を呟いた
『カイト！てめぇこの先は知ってんのか！？』
「大まかにしか分かりません！ただ今は急がないと…」
『処刑が早まるって事か！？』
「えぇ…それよりも厄介なのも…なんだ…思い出せ…っ！パシフィスタ！ランカさん…！」
『ったく、人使いの荒い！！』
ランカは走りながら、向こう側から影が見える多くのパシフィスタを見据える
『壊せるか分からねぇぞ！！』
「動きだけでも止めて下さい！！」
ランカを捕まえようと襲いかかる海兵達を薙ぎ払いながら、ランカに指示をするカイト
『っ…』
両腕を上げ、海水を浮かせると
それを槍のように尖らせてゆく
『…"アクア・アロー"！！』
それを投げるように動かした途端
まるで、狙うかのようにパシフィスタに攻撃をしていく海水
そばに居た戦桃丸は眉を顰める
戦「どういう事だ！？ランカは捕まえてねえのか！？」
『っやはり、装甲が硬い！全部は壊しきれてねぇぞ！』
「十分です！先を急ぎましょう！ルフィさんを援護しないとー」
そこで、ジンベエ達に追いつくランカ
『ジンベエ！』
鮫「おぉ、ランカさん！無事じゃったか！？カイト君も味方になったのか？」
「目的が一致したので！壮絶な言い争いしましたけど…」
『ルフィは先に行ったのか…っ！！？』
ランカが問いかけた瞬間、ルフィが飛んできてジンベエに受け止められる
『不味いな、湾内に閉じ込められちまってる』
「包囲網って言ってましたから、囲んで一網打尽にするつも…り…」
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椿姫 - どうもこんにちは！とても面白いですね！更新頑張ってください。楽しみです！ (2019年7月25日 17時) (
レス) id: 2e1c06edf3 (このIDを非表示/違反報告)
ふー(プロフ) - はじめまして！とても面白くて女性なのにすごくかっこよく読んでて楽しかったです。次の更新楽しみに待ってます。無理せず頑張ってください。 (2019年7月13日 17時) (レス) id: fcf02ffa3b (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりすみません…もうすぐ本編更新予定なので暫しお待ちくださいまし……！ (2019年6月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
乱(プロフ) - このお話とても大好きです！何度も読み返してしまいます笑 更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！！ (2019年5月31日 11時) (レス) id: 9c157805a6 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメントありがとうございます！『最近暖かくなったとはいえ、女が軽率に脱ぐもんじゃねぇぜ。勘違いした野郎の目に晒させたくねぇんだ(正義のコートファサ…)』 (2019年5月1日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年3月4日 22時
