〜白ひげに寝起きドッキリ！〜 ページ14
『あの天下の白ひげの寝顔を拝むなんざ…なかなか悪くねぇな』
「喋ってないで早く済ませてくださいよ！僕心臓が今にも飛び出そうなんですけど！！」
小声でプラカード片手に隠れるカイト
今、明け方の薄暗い時間に
2人はあの白ひげの寝室に忍び込んでいた
『…』
ランカは訝しげに白ひげを見つめる
カイトは焦る様に急がせる
「は、早く！」
『…』
ぎしり…ベットに乗り上げると、白ひげの肩の上に足をつくと両腕を顔の側面に置く
所謂"床ドン"状態だ
「誰得ー！？」
『…エドワード…』
艶のある声、しっとりとどこか濡れたような声を耳元で漏らすランカ
そして、思い切り叩き起して逃げる予定だったー
『…お前、起きてるだろ？』
「はぇっ！？」
がしり！と白ひげの大きな手がランカの腰を掴む
白「グララララ…そう騒がれちゃあ寝れる訳ねぇだろう」
愉快そうに笑う白ひげにランカもフッと笑う
『目を開けねぇから…遂に耄碌したのかと思ったぞ？』
白「いい女が夜這いをかけるのを邪魔するなんて野暮な事はしたくねぇだろ？」
いけない雰囲気が漂い始め、何だかいたたまれなくなってきたカイトは慌てて立ち上がる
「あっあの！これ実は悪戯でして！」
白「グララララ！わかってらぁ！年寄り舐めんじゃねぇぞ、小僧」
「はぇ！？」
ランカは白ひげの手を軽く振り払うと
ぎしりとベットを降りニコリと笑う
『今度はお前の驚く顔も見てみたいもんだ、白ひげ』
白「グララ…なら、本気で夜這いをかけてみるんだなぁ！」
なんて2人で笑い合うものだから
大人ってこえぇ…と思うカイトなのだった
〜悪戯…成功…？〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 678人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カナタ(プロフ) - 闇夜に生きる化物とメリオダスさん» その通りですね！いろんな意味で彼は正義ですね (2017年9月27日 22時) (
レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
闇夜に生きる化物とメリオダス - ミポたんは正義 (2017年9月27日 20時) (レス) id: 866b9f0c0d (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ゆめさん» コメント有難うございます！ドS中将は上に立てる人間なのでそれなりのカリスマ性をお持ちのようです、カイト君無事救出できました！ (2017年9月17日 17時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - ちゅ、中将ぉぉぉぉ！すげーよ、あんたほんとにすげーよ！カイトォ、よかったなぁ、良い主人がいて・・・。 (2017年9月16日 20時) (レス) id: 071a98174c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 黒月さん» コメント有難うございます！カイトのわんわんはもふもふ設定でした、作者の趣味です(真顔)亀更新ですがこれからもどうぞよろしくお願い致します！ (2017年9月14日 23時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カナタ
| 作成日時：2017年5月18日 0時
