美男美女にはバーが似合う その2 ページ39
『…楽しい時間をありがとう』
ロ「…いや、俺も楽しめた」
数時間程でバーを出る2人
その顔は満足そうだった
『貴方の世界が知れて嬉しかったわ…』
ロ「…、お前の世界は聞かせてはくれなかったな…」
ランカはその言葉にニコリと笑う
『秘密よ…女は秘密を着飾って美しくなるものだから…』
その笑顔はどこか怪しく妖艶で
ゴクリ、誰かが喉を鳴らした
ロ「…この後、送らせてはくれねぇか…」
ローは呆れたように笑いながら呟く
ランカもそれに頷く
『そうね…2人きりでは無理ね…でしょう？ルッチさん達』
道の端で隠れていたメンバーは
それぞれ少しバツが悪そうに出てくる
カ「いやぁ〜、ランカさんに隠し事は出来んのぅ！」
パ「お前らがうるせぇからだろ！」
カ「ランカさん、良かったら私と帰りません？」
ア「流石カリファ、行動が早いな…負けてられん」
ル「"全員帰ってくれて構わないっポー"」
ワイワイ騒ぐメンバー
ローはふと、ランカを見る
そこには先ほどとは違い
どこまでも優しく
そしてどこか寂しそうにそれを見つめる姿が
ローは胸が詰まるような思いを感じた
ロ「…こんなにもナイトがいるんじゃ…俺の出番は要らねぇな」
『…そうね、私には贅沢すぎるわ』
ローはランカのてをそっととる
そして手の甲にキスを落とす
ロ「…俺には、成し遂げなければいけない事がある…それを遂げた後、必ずお前に会いに来る…その時はまた、俺の話を聞いてくれるか…？」
その目は真剣で、どこか不安げに揺れていて
ランカは手を払わずにニコリと笑う
『…あぁ、その時はとびきりいい店に連れて行ってもらおうかな』
その答えにローは満足そうに笑うと
手首にキスを落とす
ロ「…今はこれで、また会おう…ランカ」
『…えぇ』
そして街の闇に消えていくローを
ランカはじっと見つめるのだったー
ハロー、プリティーガール！ その1→←美男美女にはバーが似合う その1
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カナタ(プロフ) - ワンピースは人生さん» 最早常連様ですね！いつもありがとうございます！これからもどうぞよろしくです！！ (2017年4月19日 22時) (
レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ルフィ愛してる！さん» リクエストありがとうございます！原作のシリアスに耐えきれなかったら更新させて貰いますね！まだまだ終わらせるつもりはないのでどうぞ宜しくお願いします！ (2017年4月19日 22時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - たなぱしさん» 初コメありがとうございます！！オリジナルめちゃくちゃ楽しく書かせてもらったので楽しんで貰えて嬉しいです！これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2017年4月19日 22時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
ワンピースは人生 - 好きだあああああああああああ！お願いなんてされなくても、もちろん応援していきます。頑張って下さいね。 (2017年4月19日 21時) (レス) id: 24bb425bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ルフィ愛してる！ - あと少しでこの小説が終わってしまう？！悲しいけどリクエストします！水着を着た長官にメロメロになったルッチ達の話が見たいです！！ (2017年4月19日 18時) (レス) id: fd45c38d51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2017年3月11日 3時
