美男美女にはバーが似合う その1 ページ38
ローにお誘いされたその晩
2人は街のバーに来ていた
ブルーノーズ･バーとは違う
何方かと言えば高級感溢れる店内
2人はカウンターに座りグラスをあわせる
ロ「…まさか、本当に来るとは思ってなかった」
『…こんな色男の誘い、断れないわ』
冗談めいた風に笑うと一口飲む
ロ「俺は海賊だぞ…？」
『生憎、身を守る手段も無しにホイホイ付いていくほど安くはないわ』
そう言ったランカの目はどこか鋭く
寒気ではない何かがローの背筋を伝う
ロ「…はっ、ますます気に入った…勧誘はしねぇ約束だが…お前自身が、欲しいといえば…話は別だろ…？」
スっ…と自然な動作でランカの手に触れる
ランカはニコリ…と笑う
『随分手馴れてるのね…その顔と声で何人の女性が陥落させられたのかしら…』
ロ「生憎、俺の顔はそう安くねぇ…お前が初めてだ…俺自身が欲しいと思った女は…」
その真剣な目にランカは少しだけ驚くのだった
さて、そんないい雰囲気の2人を監視するように
実は同じバーに来ていたガレーラメンバー
酒が飲めない面子はジュースを飲んでいたが
ル「前回といい今回といい…ランカさん誘われすぎじゃないか…最初に目をつけたのは俺だ」
カ「嘘つくんじゃないわい！お前さん最初敵意丸出しじゃったぞ！」
パ「はぁ！？つーか2人ともうるせぇぞ！」
それを少し離れて見るのはアイスバーグとカリファ
ア「んまー、おちおちしてられんな…」
カ「ちなみに、リードしているのは私ですので」
ア「…ん？」
そんな会話をされているなんて知らぬランカ
彼女がローの誘いを受けたのは理由があった
単純に彼以外の海賊の話も聞いてみたかったのだ
彼に関わるくらいではシナリオは変わらないと考えたのだ
彼女の目的はあくまで自分の立場でのシナリオの完遂と彼らの未来を守ることだ
『…こんないい男に口説かれるのも悪くないけれど…今は貴方の話が聞きたいわ…どんな冒険をしてきたのか。』
ローは目を見開くと、
ふっと力が抜けるように笑う
ロ「…お前は本当に今まで出会わなかったタイプの人間だな…悪くねぇ」
そしてローは少しだけ楽しそうに
自身の冒険の話を語るのだったー
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カナタ(プロフ) - ワンピースは人生さん» 最早常連様ですね！いつもありがとうございます！これからもどうぞよろしくです！！ (2017年4月19日 22時) (
レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ルフィ愛してる！さん» リクエストありがとうございます！原作のシリアスに耐えきれなかったら更新させて貰いますね！まだまだ終わらせるつもりはないのでどうぞ宜しくお願いします！ (2017年4月19日 22時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - たなぱしさん» 初コメありがとうございます！！オリジナルめちゃくちゃ楽しく書かせてもらったので楽しんで貰えて嬉しいです！これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2017年4月19日 22時) (レス) id: b3669d4d8c (このIDを非表示/違反報告)
ワンピースは人生 - 好きだあああああああああああ！お願いなんてされなくても、もちろん応援していきます。頑張って下さいね。 (2017年4月19日 21時) (レス) id: 24bb425bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ルフィ愛してる！ - あと少しでこの小説が終わってしまう？！悲しいけどリクエストします！水着を着た長官にメロメロになったルッチ達の話が見たいです！！ (2017年4月19日 18時) (レス) id: fd45c38d51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2017年3月11日 3時
