その2 ページ4
『…蘭ちゃん、君に私のようになれとは言えないよ』
蘭「…へ…どうして?」
『だって、君は今まで君の意思で決めてきただろう?空手を好きになったのも、空手を始めたのも…なのに、ここへ来て空手の基礎も知らない私から新たな方法を学ぶのは早すぎるんじゃないかな?』
蘭「…でも…」
『それに、蘭ちゃんは何歳だい?』
蘭「…11歳」
『そう、それで私は23歳…12年も私の方が早く産まれてきたんだ。強くて当たり前だよ』
蘭は少しだけ不満そうにランカを見上げる
ランカはそれに構わず続ける
『もし、君が大きくなって…それでも私のようになりたいと言ったら、私も修行の手伝いをさせてもらうよ』
蘭「ー!!…そっか…分かった!私強くなる!!」
『その意気だ!強い女は美しくなるぞ!』
2人は顔を合わせて楽しそうに笑い合う
ランカのこの言葉が
後にこの世界でも屈指の空手女子を育て上げてしまうことになるとは
だれも考えもしないのだったー
その後
ポアロに迎えにくる新一
新「やっぱり、ランカさんのとこ居たんだな」
蘭「新一!よく分かったね?」
新「おめーの考えてる事なんかお見通しだっつーの」
蘭「すごーい!」
蘭に褒められ、満更でもなさそうな表情の新一
可愛らしい幼馴染に
ランカも平和な時間を満喫するのだった
新「そう言えば、カイトさんお元気ですか?」
蘭「そういえば、全然会えてない…」
『彼は警察になろうと努力中さ…将来もしかしたらホームズを手助けするかもね?』
新「!…へへ、それなら頼もしいぜ!」
蘭「じゃあじゃあ、私のお助けさんはランカさんね!」
『おや…欲張りさんだね?ミニホームズが君のお助けさんだろう?』
蘭「へ?」
新「っランカさん!///」
結局、その日は2人はランカの所で夕食を食べ
それぞれの両親が迎えに来るまで楽しくお喋りをしていたのだったー
NEXT コナンズ ヒーント!
"観覧車"
『次回から4年前突入だ!』
「色々展開早くないですか!?」
『2年前くらいから内容濃くなってくるんだよ』
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翡翠(プロフ) - 楽しみにしてます。更新再開嬉しいです。頑張ってください (2020年5月23日 8時) (レス) id: 3260124100 (このIDを非表示/違反報告)
仁王彩香 - 最近,どの作品も更新されてなくて心配しました。テニプリの作品も更新頑張ってください^ - ^ (2020年5月23日 1時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ニコさん» 夜も眠れない状態までお待たせしてすみません!また週一ですが更新安定はするかと…!これからも寝る合間に読む程度にお楽しみ下さい…! (2020年3月27日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 続きが気になって夜も寝られません (2020年3月23日 13時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
ニコ - 面白かったです。更新がんばってください (2020年3月17日 20時) (レス) id: 40dba85962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年6月10日 23時