その2 ページ42
シ「…これ、は…?」
『よく出来てるだろ?効果としては若返りの薬っつー感じだな』
シ「…なぜ、これを…?」
『組織の狙いは、邪魔な人間の始末に使いたい毒薬だ。しかも検出されないもの…つまり、相手がこの世から消えてくれりゃ組織としては解決なんだ。なら薬の毒牙にかかっちまった奴らの見た目を変えちまえばいいと考えたんだよ』
アレクの考え方に頭を抱えるシェリー
シ「…貴方の考え方って、本当突拍子もないわ…」
『そうか?』
シ「…でも、やる価値はある」
その目は、もはや科学者の目付きで
アレクは資料を渡す
『…っと、もう時間か…また次は2週間後に来る。研究に励んでくれよ』
シ「えぇ、私も約束は守るわ」
明「じゃあ、また必ず来るわ」
シ「えぇ…元気でね、お姉ちゃん」
最後にもう一度だけ抱きしめ合い
アレクと明美は研究所を後にするのだったー
帰りの車の中で
明美はひたすらアレクに感謝をしていた
明「本当に、有難う…私一人じゃ絶対に妹と出会えなかったもの」
『2人が俺を信じてくれたからだよ』
明「…ランカさん、私にできる事があったら、なんでも言ってね!…私、あなたの役に少しでもたちたいから…」
隣でしょんぼりする明美に笑いかけるランカ
『…じゃあ、今度は3人で会う時のケーキ。君に選んでもらおうかな』
その言葉に、明美は嬉しそうに笑って頷くのだったー
その夜
ある廃墟にてまるで熱にうかされる様にアレクの足に跪く3人の男
『…もういい。てめぇらは今後ボスに従え』
「そんな!」
「もっと、アレク様のお傍に!!」
「なんでもこなしてみせます!!」
『くどい』
「「「ー!」」」
『…例え、誰の部下になろうとも。お前らを教えたのはこの俺だ。そこに誇りと自信を常に持て!!』
後に、その3人が優秀な補佐として認められ
アレクは部下の育成も上手いとさらに高評価される事になるのだったー
NEXT コナンズ ヒーント!
"人身事故"
「次回は遂に5年前を迎え、あの人が!?」
『…俺にハニトラとはいい度胸してんじゃねぇか』
「ハニトラ…ハニー?…トラップ…?」
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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私名探偵コナンのキャラほぼ全員推しなのと逆ハー大好物なので嬉しいです!出来たら全員(新一、平次、快斗、警察組、赤井、黒の組織達にも)に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!誰も氏なないでほしいです。更新まってます! (4月24日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね!これからも楽しみにしてます! (2020年5月25日 0時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
千帖 - 好きです(( 好みドストライクです。今までの作品も読みました!ドS様最高!カナタ様も最高!無理をせずに頑張って下さい。ずっと応援しています。 (2019年6月15日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!何とか色々更新していますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします!そのコメントが作者更新の励みになっております! (2019年5月24日 23時) (レス) id: fbcd1047f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 今までの種類全部はまって来ました!!ちょうどコナンにはまった時にこれを見つけてすごい喜びました!!面白い!!これからも更新頑張って下さい!! (2019年5月24日 15時) (レス) id: bf5185d467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年5月1日 23時