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38.スイーツは甘酸っぱい ページ50

立海と氷帝の合同合宿が終わってから

いつも通りの日々が雫達に待っていた

練習をして、雫がたまにマネージャーとしてアシストに入る

そして、今日はコート整備で部活が休みの放課後

彼は漸く勇気を振り絞って、彼女に声をかけた






丸「雫!!俺と、デートしてくれい!///」



昼休み、部室でそういわれた雫は

珍しく目を丸くして丸井を見つめるのだった





放課後、あるスイーツ店に入る2人

メニューを見つめる丸井は今にも鼻歌を歌いそうなほど上機嫌だ


『…いきなり何かと思ったけど…まさか、カップル限定スイーツを食べる為に呼ばれるなんてねぇ…』

丸「いや〜、雫が居てくれて助かったぜい!流石に母親と来るってなると…」

そう言って、苦笑いする丸井に
雫は呆れたように笑う


『まあ、私も甘いもの好きだから良いけれど』



そう言って、2人はパフェとケーキを注文する


少しして、店員さんがスイーツを持って来てくれて漸く2人は机に目線を向ける



大きなハートのチョコが飾られたパフェに

雫は笑いつつ自身のケーキを見つめる


丸「美味そーだない!」


『おっきいねぇ〜』


笑いつつ、食べる2人

幸せそうに食べる丸井に、雫は美味しそうに食べるなぁ…なんて見つめていた


丸「?…あ、もしかして欲しいのかよい?」

『え?…あ、いや…』

丸「しょーがねぇなぁ〜…ホイ!」

そう言って、スプーンで掬って雫に向ける丸井

『ブン太君…?』

丸「へへっ!特別だぜ!普段は誰かにあげたりしねぇんだからよ!」

『…ありがとう』

ふにゃ、と笑うとスプーンから貰う雫

それは''アーン''というやつに他ならないが
丸井はあげた事に満足してるのか気がつかない

雫も、お返しとケーキを少し取り丸井に向ける

そこで、漸く自覚したのか顔を赤くするも

断るのも変だと思ったのか、パクリと食べる丸井

丸「…!これも美味いなぁ〜!」

『ふふふ、でしょう?ブン太君のチョコパフェもとても美味しいね』

丸「俺、これも頼むぜ!」


そして、丸井が満足するまで
スイーツを堪能する2人なのだったー

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作品ジャンル:アニメ
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じゃこ(プロフ) - なんで!!なんで!!こんな面白いんですか!!好きすぎます!!! (2019年12月15日 18時) (レス) id: beb0494169 (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - 最高ォォォォ!!!!ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!! (2019年12月14日 18時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
歌音 - 更新頑張ってください!! (2019年11月19日 11時) (レス) id: 60755d8909 (このIDを非表示/違反報告)
周助愛し隊団長 - 更新ぷりーぶです!!面白い!! (2019年11月2日 21時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
天元の赤百合 - とっっても面白いので早く続きが読みたいです! (2019年10月23日 2時) (レス) id: 8b1d0909e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カナタ | 作成日時:2019年2月12日 22時

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