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その3 ページ29

すこしキツめの顔立ちをした女性は

どうやらお通ちゃんのマネージャーらしく

ライブをちゃんと見ないのなら立ち去ってほしいと進言しに来たのだ

新「すんませんマネージャーさん。俺が締め出しとくんで」

銀「やってみろやコラ」

『お前の内臓だけライブ会場から締め出してやろうカス虫が!』

銀「ランカちゃ〜ん、影響されてるよ〜」

すると、マネージャーは一人の男を見つけると目を見開いたのだったー







脱獄犯は、実はお通ちゃんの父親だった

人殺しの父親なんて娘を幸せにしてやれない

二度と現れるなと元妻に言い切られ

男は椅子に座り頭を垂れる


そんな男の両脇からガムが差し出された

銀「ガム食べる?」

『噛んでりゃスッキリするかもな?』

男は溜息をこぼしてふたりを見つめる


「…んなガキみてーなもん食えるか」

『人生を楽しく生きるのは、童心を忘れねー事だよ』

パンッ!と自分のガム風船を割る銀時

銀「やべっ、結構張り付いた…ランカ、口で剥がしてくれねぇ?」

『顔面に熱々のチョコレート塗りたくってやろうか…』

男は、昔交わした娘との約束を守るためにここは来たことを語る

もう、娘は覚えてはいなくともー


男は立ち上がる

「…帰るわ、バラ買って来んのも忘れちまったし…おたくらには迷惑掛けちまったな」

その時、神楽が走ってランカ達に駆け寄ってくる

銀「どした?」

『問題でも起きたか?』

神「会場が大変アル、お客さんの1人が暴れだしてポドン発射」

銀「普通にしゃべれ、訳わかんねーよ!」

ガッ!と神楽の頬を片手で掴んで話すと

神楽は何故か標準語で状況を説明した

それを聞いた途端男は走り出し、銀時は呆れたように笑う

ランカは道の端に目をやるとしゃがんで少しだけモゾモゾと手元を動かした

そこには、質素ながら咲き誇るタンポポの花

そして3人も会場へと向かうのだったー

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設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 最強夢主   
作品ジャンル:恋愛
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
- カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時

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