第六訓 お前らテロなんてやってるヒマがあるならペロの散歩にでも行ってきな ページ23
天人と人間が入り乱れる戦場で
数多の天人に取り囲まれた二人の男
長髪の男は背中の男に声をかけた
桂「…これまでか、敵の手にかかるより…最後は武士らしく 潔く腹を切ろう」
銀「バカ言ってんじゃねーよ、立て」
その男 銀色の髪に血を浴び
ゆっくりと背を向けたまま立ち上がる
銀「美しく最後を飾り付ける暇があるなら、最後まで美しく生きようじゃねーか」
2人とも立ち上がる
銀「それに、ここで死ぬなんて女神様が許してくれねぇよ」
桂「違いない」
そして1歩を強く踏み出した
銀「行くぜ、ヅラ」
桂「ヅラじゃない、桂だ」
戦場を駆る姿は
まさしく 夜叉
一歩、真っ黒な服に身を包んだ美しい女は
その身に一切の血を纏わず戦場を立ち尽くす
その周りには、息あるものはもういない
遠巻きに見ていた天人は息を殺して隠れる
「あれが…黒死蝶…！」
美しく舞うように戦うその姿は蝶のようで
見惚れたが最後
彼女の後には死の花が咲き誇る
人は死を呼ぶ黒い蝶と恐れたー
桂「天人との戦において、鬼神の如き働きをやってのけ、敵はおろか味方からも恐れられた武神…坂田 銀時、A ランカ。我等と共に再び天人と戦おうでは無いか」
2人は興味無さそうに桂の話を聞く
新八は恐る恐る二人に聞く
新「…銀さん、ランカさん…アンタら、攘夷戦争に参加してたんですか」
桂「戦が終わると共に2人とも姿を消したがな。お前達の考えていることは昔からよく分からん」
銀「俺ァ派手な喧嘩は好きだが、テロだのなんだの陰気くせーのは嫌いなの」
『俺は俺の器を満たす強者を探しただけだ。それに命令されて戦うなんざ反吐が出る』
銀「俺達の戦はもう終わったんだよ、それをいつまでも、ネチネチネチネチ…京都の女かお前は！」
桂「馬鹿か貴様は！京女だけでなく女子はランカ以外はみんなネチネチしている。そういう全てを含めて包み込む度胸がないから貴様はモテないしランカも振り向かせられんのだ」
銀「バカヤロー、俺がもし天然パーマじゃ無かったらモテモテだぞ、ランカもメロメロだぞ多分」
『何か知らんが俺はお前のフワフワした髪の毛好きだぞ。銀時』
銀「ほらー！ランカが好きって言ってくれるなら俺このコンプレックス愛せる気がしてきた」
桂「現実を見んか、ランカが好きなのは貴様のフワフワ天パであって貴様ではない。むしろランカは俺みたいなサラサラストレートヘアが似合う男が好みの筈だ」
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください！ (9月28日 17時) (
レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです！夢主のキャラ好き！ (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね！更新を楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です！コメント返信ありがとうございます！更新再開お疲れ様です！ (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2017年8月31日 1時
