【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

その2 ページ21

ランカは苦笑しながら手を払う

『いや…何となく、嫌な予感がしてな』

数十分後、テレビにテロ組織として映る３人を見て

ランカはやっぱり…と言葉を漏らして万事屋を出て行くのであったー







ランカが居るのは"ホテル 池田屋"

『いるとしたらここだな…ちょっとお兄さん。ここ入らせてくれねぇか？』

出入口を封鎖している真選組の1人に声をかける

「ここは今テロリストが潜伏しているかもしれん！危ないぞ！」

『俺を倒せる程の相手ならむしろ会いてぇくらいだが…』

土「なんの騒ぎだ？」

奥から責任者らしき男達が現れる

ランカはその人物と目を合わして少しだけ見開いた

土「ランカっ！？」

『十四郎？久しぶりじゃねぇか』

土「あっ、あぁ///…どうしてここに…」

その瞬間、猛スピードで土方の隣を駆け抜けた何かがランカに思い切り抱き着いた


沖「ランカさんっ！！久しぶりでさぁ！」

『総悟、デカくなったな』

ゆるりと頭を撫でると総悟は普段のドSはどこへ行ったと言いたくなるほど甘い顔をランカに向ける

沖「どうしてここに？」

『ここに住んでいてな…ちょっと中に用があるから入らせて貰えねぇか？』

土「いくらランカでもここにはテロリストが…」

『おいおい、俺にそれを言うのか？』

沖「そうでさぁ、土方死ねコノヤロー」

土「テメェは罵倒してんじゃねぇぞコラ！」

言い争う2人を置いてランカはさっさと中へ入って行くのだったー






『…ン、ここか』

ガラリと扉を開けると、三人と目が合う

神「ランカ姉！私テレビでたネ！」

『そーかそーか、それ見て来たんだよ…怪我してねぇか？3人とも』

新「大丈夫です、なんか、銀さんの知り合いが助けてくれて…そういやあの人誰なんですか？」

銀「んー、テロリスト。ランカとも知り合いだぜ」

新「え？」

『まさか…』

桂「そんな言い方は止せ」

スーと開けられた襖の先には

ランカも良く知る顔があった

桂「我々が行うは国を護るがための攘夷だ。卑劣なテロなどと一緒にするな」

新「攘夷志士だって！？」

神「何じゃそらヨ」

驚きながら攘夷志士を説明する新八と
煎餅を食べる神楽

銀時はランカの隣に寄り添い立つ

『…どうやら、俺達は踊らされたようだな？銀時』

銀「そうだなぁ…なぁ、おい。飛脚の兄ちゃんよ」

そう言った目線の先には知った顔の男が気まずそうに視線を逸らしていた

その3→←第五訓 ジジイになってもアダ名で呼び会える友達を作れ

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