第四訓 第一印象がいい奴にろくな奴はいない ページ16
万事屋の下には"スナックお登勢"というスナックがある
ランカもたまに従業員や飲み比べ要員として仕事をしていた
昼は大人しいそのスナックお登勢は今
胃拡張娘によって荒れに荒らされていた
神「おかわりヨロシ?」
登「てめっ、何杯目だと思ってんだ。ウチは定食屋じゃねーんだっつーの」
神「ちゃらついたオカズに興味ない、たくあんかランカ姉の作った卵焼きでヨロシ」
登「食う割には嗜好が地味というか後半は作れねーよ!ちょっとォ!銀時!!何だいこの娘!もう5合も飯 食べてるよ!どこの娘だい!」
その言葉に振り向かずゲッソリと斜め下を見つめる2人
新「5合か…まだまだこれからですね」
銀「もう、ウチには砂糖と塩しかねーもんな」
登「なんだいアイツら、妙に憔悴しちまって…そういや、ランカはどこ行ったんだぃ?」
新「ランカさんは『もち米とか団子なら腹が膨れる』って言って働いてる団子屋で廃棄前の物とかを貰いに朝から出ていきました」
その時、ガララっ!とお登勢のスナックの扉が開いて両手に大量の包みを抱えていた
『っ神楽!取り敢えずこれを食べるといい』
神「ランカ姉!私の為に…ありがとネ!!」
神楽が嬉しそうに抱きつく
ランカは頭を軽く撫でると机に大量の色々な団子を置いた
そしてスーパーの袋片手にカウンターへ入る
『すまない、お登勢さん。迷惑かけた』
登「そう言われちゃ許すしか無いじゃないか…それはどうしたんだぃ?」
『あの2人、まともに朝食食べる暇もなかったから…お登勢さんも良かったらどうだ?』
そう言いながら遅めの昼食を作り始めるランカに
お登勢はいい嫁になるな…と笑うのだったー
神楽が漸く落ち着いてきた時
3人はお登勢に何故神楽が来たのか説明した
登「バカだねぇ。アンタも家賃もロクに払えない身分の癖に、ランカが毎月キッチリ半分支払ってなきゃとっくに追い出してたよ。」
『…銀時…お登勢さん、だから俺が払うと言ったのに…』
登「アンタはここへ来てから毎月払ってるじゃないか。そこはキッチリしとかないとね…でどうするんだい?言っとくけど家賃はまけねぇよ」
銀「俺だって好きで置いてるわけじゃねぇよ、あんな胃拡張娘」
銀時が暴言を吐いた瞬間、ガシャン!と派手な音をたててグラスが銀時の頭に直撃する
銀時はそのまま白目を向いて倒れる
神「何か言ったアルか?」
「「言ってません」」
『神楽、物を投げるんじゃねぇよ』
神「ゴメンよ、ランカ姉」
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時