第??訓 出会いとは即ち運命である ページ2
そこは、血と砂ぼこりが舞う戦場
その戦場で倒れ虫の息な銀髪の男が1人
戦場は雨が降り始め、その男を濡らす
銀「…疲れちまった…」
周りに息あるものはおらず
味方も敵も死んでしまった
自分ももう動く気力もありはしない
心残りがあるとすればー
そんな男へ近づく1人の女
血塗れた戦場に立つその女は何も汚れてはいなかった
ぱしゃん…ぱしゃん…
血か雨が分からないものが地面で揺れながら
女は男の元へ立つ
銀「…あ…」
その女の顔は
まるで女神の様に美しかった
『おいおい、こんな所で死ぬのか?"白夜叉"』
凛とした美しい声に、男は心撃ち抜かれる
まさか、戦場で女神に会えるなんて
しかしそれを言葉にすることはない
銀「…まさか、女神様にお迎えに来てもらえるたぁ…俺は幸せもんだ」
『寝言は大概にしろ。お前に今死なれては俺がつまらんだろうが』
男の手を取り体を起こすと
そのまま肩に腕を乗せ歩き出す
銀「いてて…重くねぇーの?ランカ」
『そんな軟弱じゃねぇよ…』
男は隣にある温もりを感じる
あぁ、まだ、生きてる
銀「…有難うな、ランカ」
『何の話だ、俺は俺のしたいようにしただけだ…』
戦場で息ある2人は
ゆっくりとその場を離れていくのであったー
そして、攘夷戦争が終わり
銀時とランカはそれぞれ姿を消したのであったー
第零訓 女神様ってのはなろうとしてなるんじゃない 周りが噂して女神にされちゃうだけだ→←主人公設定
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時