その6 ページ9
1人はデタラメだが圧倒的な強さで敵を薙ぎ倒し
もう1人はまるで蝶が舞うように美しくなおかつ無駄なく倒していく
正反対に見えて息ピッタリな2人の戦い方は目を惹かれるものがあった
銀「新一ぃぃぃ!行けぇぇぇ!」
『姉を守れ!新二!』
新「新八だボケぇぇぇ!!」
そう叫んだ新八は
お妙の手を取りその場を走り抜けるのだったー
妙「新ちゃん、いいの?あの人達…幾ら何でも多すぎよ!なんであそこまで私達の事を…」
新「そんなの、分かんないよ!」
新八は走りながらも彼らの瞳を思い出す
赤色とナイルブルーの瞳を
新「でも、あの人達は戻ってくる!だってあの人達の中にはある気がするんだ!父上が言っていたあの…」
銀「あ"ぁぁぁぁぁあ"!!」
新八が言葉を放つ前に、後ろから猛スピードで何かがちかづいてくる
それはランカをお姫様抱っこした銀時だった
新「ほんとに戻ってきた!」
銀「キツかったんだ!思ったよりキツかったんだ!」
『離せ銀時!俺が片付けると言ったろ!』
銀「バカヤロー!2度と離さねぇからな!」
新「何どさくさ紛れでプロポーズしてんだこの野郎!!つーか頼みますって!総合1ページももってないじゃないですか!」
銀「バカヤロー!小説書く人間にとって1ページってスッゲー大変なんだからな!」
『毎日更新なんて夢の夢だからな!』
新「ランカさんは誰の心を代弁してんすか!?」
銀「いーから脱出ポッド探せ!」
そして4人が飛び込んだ先は動力室
止まった先でランカもようやく降ろしてもらう
そして背後にはニヤリと笑ったきのこ男達が銃を向けてこちらを見ていた
茸「哀れやのぉ〜、昔は国を守護する剣やった侍が今では娘っ子1人守ることもでけへん鈍や」
銀時の隣でそれを聞くランカ
その目は真っ直ぐキノコ頭を見据えていた
茸「おたくらに護れるもんなんてもうなんもないで…この国も、空も…わしら天人のもんやさかい」
銀時は微笑しながら言葉を返す
銀「国だ、空だァ?んなもんくれてやるよ。こちとら目の前のモン守るので手一杯だ」
『欲しくもねぇしな』
銀「あぁ…それでさえ護りきれずによぉ、今まで幾つ取りこぼしてきたかしれねぇ」
新八とお妙は銀時とランカに目を向けた
銀「俺にはもうランカしかねぇがよォ、せめて目の前で落ちるものがあるなら拾ってやりてぇのさ」
ランカはふぅ…と溜息をこぼした
『生憎だか、拾われなくても自力で這い上がってやるよ』
732人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時