その2 ページ7
握手しようとした手を木手に払われ
茶化すように笑う平古場
次に恰幅のかなり良い少年が現れる
田「わんねー田仁志慧!いぬぐとぅレギュラーだ!食べる事が大好きだしが、ぃやーや好きか?好きやれー今度まじゅんバーガー食べんかい行こ!」
(俺は田仁志慧!同じくレギュラーだ、食べることが大好きだけど、お前は好きか?好きなら今度一緒にバーガー食べにいこう!)
豪快に笑う田仁志に、雫も少しだけ微笑む
『私はA 雫です。食べる事は好きですね。大食いでは無いので着いていけるか分かりませんが…一緒に行きましょうか』
田「ガッハッハ!敬語じゃなくてゆたさん!」
『じゃあ、お言葉に甘えて。宜しくね』
最後にぬっと後ろから細身の少年が現れる
ギョロリとした目に射抜かれるが
雫は少しも動じたりしない
知「…知念寛。ちゅらかーぎーさんっし驚ちゃん。わんにん敬語ーいらん。ゆたくやー」
『皆お世辞が上手いね…A 雫。宜しくね』
それぞれに挨拶を済ませると、木手が雫を引き寄せる
木「あぁ、彼女は俺の婚約者だから…手を出したら、分かるね?」
メガネをギラリと光らせる木手に
一同は顔を青くさせる
『またそんな冗談言う…私も永四郎くんも約束したわけじゃないのに…』
甲「そ、そうだ!あんしぇーわんにんかいだってチャンスある!」
木「は?」
甲「ひぇ…」
平「取り敢えず、遊ぼぜ。ぬーする?」
折角集まったからと話を進める平古場
木手はふむ…と考える
木「雫、泳ぎたいですか?砂浜で遊びたいですか?」
『久しぶりの海だから、思いっきり泳ぎたいかな』
甲「なら、2チームんかい分かれてリレーっしうぃーぐのーちゃーだ?あぬ岩までで、勝っちゃんチームー負けたんチームんかいアイス奢る?」
田「アイス!負けらんぞ!」
アイスの言葉にやる気をだす田仁志
知念は黙っていたが軽くストレッチをやり始めているからやる気はあるようだ
木「なら、そうしましょうか。先ずはチーム分けですが…」
『グッパーで分けようよ。私こう見えて泳げる方だからハンデも要らないよ』
木「ふふ、そうですね…では」
そう言って、チームを分ける
木手、田仁志、雫
甲斐、平古場、知念で分かれて決まった
甲「雫とぅまじゅんじゃ無さるのか!」
平「まーまー、勝ってゆたさるとこ見せれーゆたさんだろ」
木「では、確実ストレッチをしたら始めますよ」
木手の言葉に頷いて、皆準備をするのだったー
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Ayaka(プロフ) - 続きの更新待ってます! (12月12日 17時) (レス) id: de4c1d5b4a (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです…続きが読みたい… (2023年2月27日 3時) (レス) @page33 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
さわ(プロフ) - 1から読みました!!キャラとの絡みもですが事件の内容や解決までがとても面白かったです!夢主の性格もドタイプでした!! (2021年8月22日 12時) (レス) id: 2994709d1c (このIDを非表示/違反報告)
ちるせ(プロフ) - とても面白いと思って見させていただきました!出来ればで良いので続き頑張ってください (2021年8月16日 0時) (レス) id: f5cbf3376d (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - 続きを…続きをください! (2021年8月7日 19時) (レス) id: 5c2d649dea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2019年12月17日 23時