【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part5

その2 ページ6

突如現れたのは
絶望に顔を歪ませた馬のような姿の男

背中には血を流した小娘が乗せられており
背中にぶっすりと槍が刺さっていた


通「真選組マスコットキャラクター、まことちゃん！」

土「全然可愛くねぇし！ランカが猫耳つけただけとかの方が万倍可愛いだろ！つーかなんで死体背負ってんの！？どっちがまことちゃん！？」

通「馬の方だようかん」

土「こんな悲しげな目をしたマスコットキャラ見た事ねぇよ！お前、これ可愛いどころかうっすら悲劇性が見え隠れしてるじゃねぇか！」

すると、娘を背負った馬の男が顔を覆う

銀「…あぁ…やっちゃったなぁ…」

土「やっちゃったって言ったよ、今！？なに？そういう事！？」

マスコットキャラクターに近づく近藤

近「トシ、今の時代可愛いだけじゃ通用しないんだよ。ランカさんは万年万国共通で可愛いし美人ダッカルビ！」

その時、馬の後方の足が近藤を蹴り上げる

掴みかかる近藤と暴れるまことちゃん

こうして、不安を抱えつつ江戸の街をパトロールする事になるのだったー




休憩を挟むお通ちゃん

それをよそ目にランカはまことちゃんに近づく


『…まさか、同じ場所の仕事を受けていたなんてなめこ野郎』

銀「ちょっと、なんで真選組の服きてんの？転職なんて許しません夜添い寝してランカちゃん」

『転職はしねぇがバイトはしてるん断固お断りだこの野郎』

銀「まぁ、やっちゃったもんはしょうがねぇからあっちで飲まねエ ロい衣装後で俺も見たい」

『仕事しろ夜道刺されたいか阿呆』

なんだかんだ、まことちゃんに扮した銀時に連れられお酌をする事になるランカ


銀「にしても…やっちゃったよ〜。完全に猪かと思ったもんな〜、やっちゃったなぁ〜」

『何があったか(設定を)知らんが？やっちまったものはしょうがねぇだろ』

銀「俺もな〜、反射的に矢を放っちまったもんな〜、やっちまったなぁ、おい〜」

土「やっちゃったじゃねぇぇぇ！！！」


まことちゃんにカカト落としを食らわす土方

ランカを引き寄せると怒りをぶつける

土「お前何してんの！？なんでマスコットがこんなところで飲んだくれてんだよ！？しかも美女に酌までしてもらいやがって！」

頭を抱えつつ起き上がるまことちゃん

銀「やっちゃったな〜、まさかあんな森の中で人間が出てくるなんてな〜思わないもんな〜」

土「おいぃ！なんか恐ろしい事件の全貌が露に…」

その時、お通がまことちゃん達を呼びつける
子供達にアピールするチャンスだと言うのだ

その3→←第五十六訓 一日局長に気をつけろッテンマイヤーさん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す