【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part5

第六十二訓 ミイラ捕りがミイラに ページ22

紅桜および高杉達との死闘を終え
お妙の家で療養中の銀時達

ランカは怪我はそこまでしていなかったので

銀時の恥も何もかも捨て去った全力の駄々こねによりお世話係となっていた



『〜〜♪〜〜〜♪』


鼻歌を歌いながら、銀時用に夕食とデザートを用意するランカ

銀時は、神楽に任せているので特に心配もしていなかった

部屋に入ると、ジャンプを朗読中の神楽

『神楽、有難う。みかんゼリー食べる？』

神「食べるアル！」

『ふふ、じゃあ俺が変わるから…冷蔵庫から出しておいで』

神「あ、じゃあこの話朗読してあげて欲しいネ！プリーザの話は銀ちゃんには刺激が強すぎたアル」

『これを…？分かった』

神「じゃあ、私ゼリー食べてくるネ〜！」

そう言って、出て行く神楽

ランカは銀時の枕元に座るとジャンプを朗読する


『…"あはん、間中どの…電気を消してくだされ"。そんな西野の言葉も無視して、間中はおもむろに西野にまたがり、ケダモノのごとく…』

銀「だー！！ストップ！もう大丈夫！それは刺激が強すぎる！！」

慌てて起き上がり、ランカの手をつかもうとする銀時

しかし、向かいの扉が開き
鬼の形相のお妙が薙刀を銀時に突き立てる

妙「なに勝手に動いとんじゃあ！！」

銀「ぎゃぁぁ！！」

悲鳴をあげる銀時

それは地面の少し下まで突き刺さる



そのせいで、実は悲鳴をあげるもう1人

それは、真選組が1人、山崎退

銀時に攘夷浪士の疑いをかけた土方が
山崎に調査をさせていたのだ

道場の軒下に隠れていた山崎は
すでに泣きそうになりながら止まる


『妙、夜だからあまり大きな物音は…』

妙「ごめんなさい、ランカさん…でも、私、ランカさんが襲われると思ったら…つい」

銀「つい！？ついで俺の命仕留められちゃうの！？病院行かせて！ランカちゃんにナース服着させて！！」

妙「あら？そのモジャモジャ切り取られたいのかしら？」

『妙、もう大丈夫だから』

妙「ランカさんが言うなら…そうそう、そろそろお腹すいた頃でしょう？私卵粥作って来たんです。食べれないだろうから食べさせてあげますね」

そう言ってお妙が取り出したのはダークマター

銀時は真っ青な顔になる


軒下にいる山崎は
お妙の薙刀によって開けられた穴から部屋の様子を覗いていた

銀時に卵粥を食べさせたいと神楽が強請るが

受け取りに失敗した神楽は卵粥を落としてしまい

そのまま覗いていた山崎の片目に落ちてしまったー

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