第五十五訓 ものを食べるときクチャクチャ音をたてない ページ1
4人のホストに、勝男は面白そうに笑う
勝「度胸あるやないか。ほんまは綺麗な姉ちゃん侍らしたいところやが…そこの兄ちゃんは綺麗な顔しとるやないか。こっちこい」
『おやおや、俺をご指名たぁお目が高い』
勝男に指名されたランカは、隣に座る
その間に神楽は母ちゃんを気絶させ奥へと引っ込める
『何飲みます？お客さん』
勝「そうやなぁ…焼酎水割り氷入りや」
『焼酎どうします？』
勝「焼酎3や」
『焼酎さん、どうします？』
勝「いや、だから焼酎3」
『焼酎さん、あんたもスキねー。何飲みます？』
勝「いやだから！焼酎さんやのぅて焼酎3や！このさんはスリーの3！水7！OK？」
『OK。我が命にかえても』
勝「あんたもか！それ流行らへんからな！」
銀時直伝のボケに、流石の勝男も我慢が出来なかったのか立ち上がってツッコミを入れる
それをシラケたように見つめるのは従業員と狂死郎
そこで漸く話を戻そうと咳払いする勝男
やはり、用心棒として使えと要求してくる
それを断る狂死郎
煙草を取り出した勝男に
神楽は隣に座って火をつけようとする
大きな火付け石でだ
それは勝男の顔面を強打しまたしても話をとめさせる
勝「痛い！もうライター無いんやったらこれ使いや」
神楽「いや、良いです…プレゼントとか…重たい。なんか付き合ってるみたいな」
勝「お前にあげたんちゃうねん！百歩譲ってプレゼントするんならまだ隣の兄ちゃんにするわ！！」
『え、いや…俺そういう趣味ないんで』
勝「なんで俺が2人に振られたみたいな感じになるんや！もうええ！これで火い付けろや！」
神楽は火付け石でライターを挟み込んで火花だけ散らす
勝「あぁ…どうしてくれんねん…高かったんやで…」
しょぼくれる勝男に、ランカはため息をつく
『こっち向け』
勝「…？」
くい…正面から勝男の口元を見つめると
顎を掴んで固定する
『じっとしてろ…』
勝「え、ちょー」
パチン！
指パッチンで煙草に火をつけると手を離すランカ
勝男は胸を抑えつつ焦るように汗を拭う
立ち上がると八郎を押し倒して刀を抜く勝男
勝「この街で生きてくのに、どんな覚悟がいるのか…落とし前付けさせて貰うで！！」
そして刀を振り下ろす瞬間ー
後ろにいた銀時が手首を掴んで止める
ランカはソファに座ったままそれを見つめていた
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蒼月 - うん、好き(真顔) いろんな原作沿いの作品読んでるけどこの作品が一番好きです！と言うか、作者様の書く夢主ちゃんイケメンすぎる…！長くなりましたが、無理のない範囲で更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年11月2日 19時) (
レス) id: 7a59223088 (このIDを非表示/違反報告)
ハム - やっぱり銀魂の夢主が一番好きです！ (2019年10月26日 22時) (レス) id: efb4a37c89 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - アニメ揃いだと主人公が付け足しのような異質になってしまう難しさがあるのに、この作品は主人公がちゃんと溶けこんでて皆と生きてる！って感じですごく好きです！まだ見ぬキャラ達とこれからどうからんでいくか楽しみにしています！お体に気をつけて書いて下さい！ (2019年10月21日 15時) (レス) id: 9db86c2f04 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ大詰めですね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月7日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 紅桜編来たああああ！！ありがとうございます！！ (2019年8月30日 8時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナタ
| 作成日時：2019年5月31日 23時
