朝から ページ7
目覚めたのはお昼過ぎ
ぐちゃぐちゃのシーツ
ベットの横に投げ出された服
ハッとして自分の体を触るが
布の感触に胸を撫で下ろす
ダボダボのロンTはきっと彼のもの
着せてくれたのかな、、
本人は気持ち良さそうに眠っている
彼の顔を眺めていれば昨夜の事を思い出して顔が熱くなるのを感じた
規則正しい寝息が微かに聞こえてくるから起きてはいないはず
整った綺麗な顔立ちに胸がきゅんっとする
ちょっとした悪戯心がわいてきたりして
ぷにぷにのほっぺたを摘まんでみたり…
ふわふわの髪をいじってみたり…
…でも
全く起きる気配はない
ちゅ、と短いキスをしてみるも彼の目は閉じたまま
もうちょっとだけ良いかな…
と、数回キスを落とすが表情は変わらないまま
ほんとに寝てるのか
と、顔を見つめる
一瞬口元が緩んだ、かも…?
ぱちっと大きな目が開いた
吃驚して離れようとしたが腰を捕まれ
彼に誇る体制に。
状況を理解するのに時間がかかった
「Aのえっち…」
「朝から襲われた〜」
と楽しそうに言う彼
身体中が熱くなるのを感じた
きっと顔も真っ赤だ…
『いつから…』と問いただすが、
ひみつ!と言われ教えてくれない
「ねぇねぇ、もしかしてまだたりなかった?」
「もっかいする?」
にたにたと意地悪に笑う彼
『違うし…!』
ぷいっと顔を背けるが
頭を撫でられ
「ごめんって、」
「Aが可愛いから意地悪したくなっちゃった」
そんなこと言われたら余計に顔が赤くなる
それを見た彼はまた楽しそうに笑った
が、一瞬目線を下に向けた後
「あ、あのさ〜」
と目を泳がす彼
「その格好やばい…」
なんのことかと首をかしげると
「下履はいてないでしょ、見えちゃうよ…?」
今度は彼が顔を真っ赤に染めた
その反応がすごく可愛くて
ちょっと煽ってしまった
『そんなところ見てるの…?』
『りいぬくんの方がえっち〜』
と、少しだけ服の裾を引っ張る
見えない程度に、
してやったりのドヤ顔をしたが
「へえ、それは襲って欲しいってこと」
急な低音ボイスに体が固まる
気づけば彼が私の上にいた
「Aが煽るのが悪い、俺悪くないもん」
朝から甘々な日でした
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莉衣 消えます(プロフ) - そうですよね…また6人の笑い声やトークが聞ける事を祈ります。 (2022年3月16日 6時) (レス) @page20 id: 95d545f96a (このIDを非表示/違反報告)
ミーアキャット - とても、いい作品ですね!これからも読ませてもらいます! (2022年2月12日 7時) (レス) id: f630968584 (このIDを非表示/違反報告)
みる - うぐいすのしっぽさん» コメントまでありがとうございます!私もうぐいすさんの作品大好きです!もちろんうぐいすさんも!!お互い更新頑張りましょ〜!! (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
みる - めるる��さん» ありがとうございます!今後も更新頑張りますのでお付き合い頂けると嬉しいです! (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
みる - ぱるふぇさん» リクエストありがとうございました!応援もありがとうございます!更新頑張ります!! (2022年2月8日 22時) (レス) id: fb09151678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みる | 作成日時:2021年7月12日 0時