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『ってことが昨日あったんだけど
その人のこと知らない？』
「んーーそれだけじゃわからないよ、、。」
昨日やはりサボっていたという
怜央にあの出来事を話す。
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あれから思い出すと
髪の毛は茶髪で毛先も遊ばせてて
ちょっとチャラそうな感じだったかな、、。
学部も学年もわからないから
大学中を探し回るしか
傘を返す方法が見当たらない。
結局何も手がかりが見つからず
辛うじて思い出せる
彼の顔と見た目
それから昨日と同じ時間同じ場所で
いつ来るかもわからない彼を待つことにした。
『風邪引いてないといいんだけどな。』
誰にも聞こえないような声で
名前も知らない彼のことを
口にしていた。
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作者名：りーちゅん | 作成日時：2018年2月1日 21時
