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顕嵐side
今日はずっと行きたかったカフェに来れた…
って言うのは口実で
本当はAちゃんとデートしたかったから。
デートなんて思ってるの俺だけだったと思うけど。
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Aちゃんは俺と話してる時
ずっと笑顔でこの場を楽しんでくれてる気がした。
帰りも送っていけたし
ちょっとカッコつけすぎたかもしれないけど
また誘ってもいいみたいだし
ちょっとは俺のこと見てくれるかな？
なんて思った
別れるまでは。
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そう、その最後の最後に現れた
謎の男。
Aちゃんは けんちゃん？って
言ってた気がした。
一体誰なんだ？
見た時一瞬戸惑った様子だったけど
その真っ直ぐとした瞳で
あいつを捉えるAちゃん。
どこの誰かは分からないけど
絶対負けない。
どこかでそう思っていた。
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作者名：りーちゅん | 作成日時：2018年2月1日 21時
