【進撃の巨人】ありがとう(壁外の魔女4)【リヴァイ】 (ページ22)

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私と皆2 ページ22

理解が出来ない。

いや、頭が…話に追い付けない。

ヒスイ、ヒスイ………

私の……

貴「お母、さ…ん…？」

ヒ『えぇ。こうやって会うのは初めてね。でも……

もう、会えないの。

貴女にある魔法は全て消したの。』

辺り一面、星空だったのが、寒い冬にに変わった。

貴「？」

ヒ『……辛い事を言うわ…』

ペ『……ユキ…ごめんなさい…』

.

.

ヒ『……魔法を見た者、知っている者全員と、貴女の記憶を消さなくてはならない。』

は？

貴「それ……には、当然、リヴァイも含まれているんだよね？」

ヒ『……えぇ…

魔法を使えなくなった貴女はもう箒で飛ぶ事も出来ない。

そして、貴女の力を知っている者は貴女に襲ってくる。

当然、貴女は魔法を使えない。

抵抗も何も、出来ないの。

これしか、…貴女を幸せにできる方法は無いの。』

貴「……」

記憶を失えば、リヴァイと誓った約束も、あんなに楽しかった記憶も、ずっと陰から私を支えてくれた彼を忘れる。

そして、その恩を返さず私は朽ちてゆく。

貴「お母さん私は……」

ヒ『お母さんは調査兵になれなんて言ってないの。だから、お願い…

これ以上、お母さんを心配させないで…』