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『準備しよ…』
のそのそと起きて出勤の準備をする
シャワーを浴びて、朝ごはんを食べて、メイクして…
一応会社の受付やってるからメイクとか髪の毛とかはきっちりやる
だってほら、哲也さんも見るしさっ。
どうしようかな?
今日はどっちのグロスを使おう…
1人ドレッサーの前で悩む…
prrrrr…
そんなとき電話がなる
画面には
【直人さん】
『もしもし?』
「あっ、もしもしA?」
『どうしました? こんな朝早くから』
「いや、今日夜暇?」
『暇ですよ?』
「ほんと!? じゃあさっ、今日もいっていい? Aのご飯食べたいんだ。 頼むよ!!」
『もー。。 いいですよ。 今日は何が食べたいですか?』
「んー…ハンバーグ…ハンバーグ食べたい!!」
『ふふっ。 相変わらず子供っぽいもの好きですよね笑』
「なんだよ〜。 メンバーにもバカにされてんだから言うなよ〜」
『はいはい。笑 あっ、直人さん』
「ん? なに?」
『ピンクのキラキラしたグロスと赤のグロスどっちがいいと思いますか?』
「そうだな…髪型はどんな感じなの?」
『高めの位置でおだんごです。』
「じゃあピンクのグロスがいいと思うよ。 A今日はおだんごの気分なんだ笑」
『ちょっと。 なんで笑ってるんですか!!笑』
「さぁー? どうしてでしょう笑笑」
『もうっ! 直人さんの意地悪!!』
「ははっ! 分かった分かった。 じゃあ会社でね!!」
全く…いっつも私のこといじって遊んでくるんだから!!
心の中でぶつぶつ言いながらピンクのグロスを唇に塗る
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作者名:みうぅ | 作成日時:2017年3月24日 13時