１０.悪戯な変態 ページ10
アーサー「うーん…？ロキはAの緊張でも解こうとしたんじゃないか？」
「そんな馬鹿なww」
そもそも襲って緊張が解けるとでも思っているのだろうか。
キモいって思うだけでしょ、変態なだけでしょ。
アーサー「おーーい…口からもれてるぞーー」←
「だって、絶対違いますよ！？アレはただの変態！」
アーサー「そんな事言うなよww実際俺が行った時だって服も脱がされてなかったし。」
「……なっ…ななな…///何言って」←
アーサー「ロキは本当にそのつもりだったら、鎖で縛り上げるだろうし。」
ひいぇぇぇぇぇえ……！
鎖で縛り上げるプレイなのか、とドン引きして顔が引きつる。
アーサー「あいつのする事はよく意味がわからないからな〜」
「…そ、そういえば私を助けてくれた人は？」
とりあえず今思い出した話題を振ってごまかす。
変態の話長々聞くのも嫌だしね。
アーサー「あ？オズの事か？」
「ええと、お礼がしたくて」
聞くと、オズという人は五階まであるこの家の、二階に住んでいるらしい。
『愛想が良くロキより話し易い』らしい。
「へぇ…ありがとうございます。明日行ってみます。」
そう言うとリーダーさんは無邪気に笑った。
アーサー「ああ。今日は色々あったが…改めて明日から宜しくな」
「はい！こちらこそ宜しくお願いします！」
アーサー「ん？」
「え？」
急に「ん？」とか言われたのでなんだろうとちょっと焦る。
アーサー「敬語、外せ。」
「はい？」
アーサー「だから敬語止めろ。」
………敬語！？
今まで無意識に使っていた敬語だった。
「えっと、うん。」
アーサー「よし。…俺達はもう家族みたいなもんだからさ、敬語とか付けなくて良いからな」
「わっ」
アーサーにわしゃわしゃと頭を撫でられて、胸のなかが、じんわり暖かかった。
あぁ……なんか久しぶりだ。
お父さんも、よくやってくれてたな。
そう思うと寂しくて、それでも暖かいこの手にずっと触れられていたい、と感じた。
「ありがとう…リーダーさん」
アーサー「え？……どういたしまして。」
私はここで精一杯生きるんだ。改めてそう決意した。
アーサー「ていうか！『リーダーさん』も止めろ！」
「あ、はい。アーサー。」
アーサー「お？よしよし」
「ふふふ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒヨリ(プロフ) - ついでに言うとですですね、確率高いですが温泉旅行編で終了完結した場合は、アニメに合わせたディバゲ小説を書きたいと思っていますです。占ツク民の方々最強主人公好きなので、そんな感じで案を練っております。ご期待下さいませ！ (2016年1月31日 22時) (
レス) id: 2f457c2e04 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - 今日は９時間ほど模試を受けていた為、疲れました。なので申し訳ないですが続編は明日作らせて頂きます。もう疲れたよ、パトラッシュ…(笑) (2016年1月31日 22時) (レス) id: 2f457c2e04 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - 彩さん» テストなんかクソ喰らえ(笑)おテストやり過ぎて返ってきたのがいつやったおテストか分からない！というおテスト地獄←第一次産業なんて無理って思っていたが…ジャックとカカシの農場ならオールOK！！！ついでに言うとイケメンさんが居たらいいかな！！←野望丸出し (2016年1月31日 22時) (レス) id: 2f457c2e04 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - ヒヨリさん» だって!!テストがあったのにまたテストがあって学校のくせに調子乗ってんな…とか思ってて絶賛現実逃避兼荒ぶり中ですからね☆←ネタバレ済んだってダメっスわwツボがぁ!!なるほど、農場でジャックもカカシも拝めれるなんて最高じゃないですか。働かせてください← (2016年1月31日 8時) (レス) id: b5e4557b05 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ(プロフ) - 三日月 戮さん» コメントありがとうございます！フレ了解しました〜！私のＩＤは１３０１９８２９０です。検索でyurahaと出てきたらおkです。宜しくお願いします (2016年1月31日 7時) (レス) id: 2f457c2e04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アカツキ | 作成日時：2015年9月14日 22時
