１度は死んだ…最強でお気楽な男の物語 (ページ7)

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ココハドコ…　2 ページ7

『うーー…………ん』

あ、やっと喋った……とか言わないの！

やっと冴えてきた頭をフル回転させて
昨日のことを思い出す

持の論、両人差し指を米神へ
思い出せのポーズ

『昨日は……確か…………部活の練習に……そう、部活だ！練習して……んで確か、くそ暑くて……マサキに…………』

頑張れ俺の頭ぁぁぁぁぁ！！

『んで、暑すぎたから部活は切り上げて………………いつも通りマサキと帰ってて………………すげー音とかしたんだよな……………………あっ！！！』

そうだ、事故！！！暴走車！！！

思い出した！！！ナイス俺の頭！

『……ぁっ』

『……そっか…………そうだった……
死んだんじゃん俺…………ヤバかったしなあれは…………マサキが……泣いてたもんなぁ……』

マサキは……無事だったんだろうな

はー…………

………………とりあえず、思い出したから

『よっ…と』

どこでもいいから歩いてみっか……

『なんかしらあるだろ……』

しばらく歩いてみた

けど……

なんなんだよぉぉぉぉ！！泣

何も無ぇじゃねーかよぉぉぉ泣

景色が変わってねーよぉぉ……泣

もー体育座りして泣きたい……

どーしよ……

ｶｻ……

『！……ん？？……』

え！？なんかいる！？

やべぇ！
森だからなんか野生な奴絶対いんじゃん！

え、めっっっっちゃ怖い！！！

ど……どこどこどこどこどこよ！！？

…………………………………………上か！！

俺は嫌な汗をじっとりとかき
何かがいるような場所に素早く顔を向けた

けど、見た場所には何もなく
葉が１枚ヒラリと舞っていた

『…………何もないのに葉が動くか……？』

なんとなくそんな風に思った

いやね、今は何もかもが怖いのよ！
　

俺は怖いの苦手なんだよぉぉぉぉぉ！

こんちくしょうめが！！

はぁー怖いー泣

「……ねぇ、キミ……」

『でぇ！！！！！！』

「！！！」

びっ…………びびびびびっくりじだぁ"ー！！

いきなり後ろからかけられた声に
俺の精神が少し逝った…………