検索窓
今日:15 hit、昨日:7 hit、合計:354,726 hit

▽ 024 ページ25

広臣side







.

なぜ呼び捨てで呼ばれたのかなんてどうでもいい。


Aちゃんの目と雰囲気から伝わってくる
…好意とかそれ以上の気持ち。



俺からだって伝わって

Aちゃんも分かってるはず







いつの間にか涼さんもメンバーもいなくて

…Aちゃんと2人きり。




無言で見つめあって、時計の針の音が2人の沈黙を応援するかのように鳴っている。



知らず知らずのうちにAちゃんを抱きしめていた。

A「ちょ、」





離れようとするAちゃんを強く抱きしめた。


漂ってくる甘い香り。

…それさえも愛おしくて。




だけどやっぱり俺といて幸せになるかも分からないし

…Aちゃんを失うかもしれないと思うと怖い。






A「 …広臣さん。

私を広臣さんの傍にいさせてください。」



「 …え?」




A「 私が広臣さんの不安なくします。

何があってもそばから離れませんから。」




俺の胸に顔を埋めていたAちゃんが

顔を上げて言ってきた。




…女の子に言わせたのはかっこ悪いと思ったけど

すげえ嬉しい。



「 じゃあ、俺のそばから離れないで。

俺と付き合ってください。」




A「 …っ、はい。私が幸せにしますから!」



「 …バーカ、俺と一緒に幸せになるんだよ。」








俺より7つ年下の子は

性格が俺より男前のような感じだけど、


俺からキスを落とすと真っ赤にさせちゃって




A「 …は、初キス、、」


「 え!まじ?」


A「 …なお兄のせいで付き合えなかったから。」




…なんとなく分かる気がする。

というより俺が初彼氏って超嬉しすぎる。






大切にする。

この笑顔も。


こんなに愛おしいなんて思ったのは初めてで。


それは全て彼女が教えてくれたんだ。







君に言ったら大袈裟なんて笑うと思うけど

全部ホントのことなんだ。









.

▽ 25→←▽ 023



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (256 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1346人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美和 - 臣くんメインで書いてくれてありがとうございます。続き楽しみです。 (2017年2月18日 8時) (レス) id: c7fea19952 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リイ | 作成日時:2017年2月17日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。