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広臣side
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Aちゃんと話してからの俺は
…レコーディングも撮影もなかなか絶好調で
トレーナーやカメラマンさんに褒められるくらいに。
それを聞いて、隆二は目を細めて
口に手を当てて笑ってる。
…それを俺は睨む。笑
別にAちゃんが好きなわけじゃねえし、
ただ、俺の痛いとこをついてきたから
気になるだけだし。
…めっちゃくちゃムカついたけどさ。
本当のことだから。
Aちゃんが直人さんのセットをしているとき
健二郎くんに話しかけられた。
健二郎「 …臣ちゃん、Aちゃんと話したんやろ?」
「 …え?誰に聞いたの健二郎くん」
健二郎「 ほんまやったや。笑
ずっとAちゃんのこと見よるから、独り言で呟いてん。
そしたら、隆二が実は、なんて話してくれたんよ。笑」
「 …そんなに見てねえし。」
健二郎「 気付いとらんかもしれんけど
無意識に目で追ってるで?
直人さんのセットしてるやん?臣ちゃん、眉間にシワよっとった。笑」
…あの、鈍感な健二郎くんが気付くくらいだから
周りも気付いてそうだな、
って、俺はそんなに見てねえんだけどな。
俺自身、なんで見てるんだろ、というときもある。
けどなんだか目が離せなくて。
アイツと飯を約束したときも
内心、バクバクしてたしOK貰ったあとも
ものすごく嬉しかった。
…これは、恋、なんだろうか?
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美和 - 臣くんメインで書いてくれてありがとうございます。続き楽しみです。 (2017年2月18日 8時) (レス) id: c7fea19952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リイ | 作成日時:2017年2月17日 16時