実は俺、結婚してます―KAI― (ページ22)

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質問してもいいですか？ページ22

「仕事は」

質問なのか。

「仕事は」

あ。質問なのね

「大変だったよ。EXOの衣装多すぎ。

あれを全部一人で整理するの大変だよね。全く」

「続ける」

え。人の苦労話には興味無しってか。

「うん。続けるつもり」

「約束」

約束。そうね約束

「ｼﾞｮﾝｲﾝに関わらないって約束は守れなくてごめん」

「でも知らないフリするから、、、

そしたらいいでしょ？」

「当たり前」

とうか。

ちょっといい？

さっきからｱｲﾂ単語しか言ってないのに

会話してる私って

すごくない？

ま。ｺｲﾂには言わないけど。

言ったりしたら絶対、調子のんな。

とか言われるのがオチだもん

「ﾙﾊﾆﾋｮﾝ」

「ﾙﾊﾝさんがなに？」

「何かあった？」

お。初めて『？』つけてきた

「何かって」

抱きしめられた

けど。

これって報告することではないよね

「別になにもないよ」

「ふーん。あっそ」

ほんとに興味なさそうだね、きみ

自分から質問してきたこと忘れてないかい？

「わたしからも質問していい？」

「だめ」

うん、言うと思った

だめ。と言われても続ける

「どうしてﾙﾊﾝさんのこと聞いてくるわけ？」

「別に。理由はない」

なんだそれ。

理由もないのになぜﾙﾊﾝさんの名前が出てくんのよ

「それより。おなかすいた」

は？

「私に作れと？」

「腹が減ったって言っただけ」

つまりは料理を作れと言ってるんでしょうが！

というより。

今日は長めの滞在をするつもりか。こやつ

ﾁﾗﾘとｼﾞｮﾝｲﾝを横目で見たら睨まれた。