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(望side)
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赤「っ!!、」
桃『俺、先輩の笑顔が好きなんです。
心からの笑顔が。
やから、先輩が笑顔になるためならなんだってするんで教えてくれませんか?』
赤「…っ、あのさ…かへん?」
桃『え?』
赤「…っ一緒に初詣行かへん?!」
顔を真っ赤にしながら尋ねる先輩が愛おしすぎて
桃『ふふ、もちろんです。』
赤「…っ笑わんといてや」
桃『すみません』
頬を緩めとったら
紫「どこもかしこも青春やなぁー」
濱ちゃんの声が聞こえてここがグループ通話やったことを思い出して一気に体温が上がった気がした
黄「そろそろ、カウントダウンやで」
冷静な淳太の声で現実へ戻ってくればあと1分で今年が終わろうとしとる
今年1年、ほんまにええことばっかりやった
先輩に出会って恋をして、流星、濱ちゃん、淳太、神ちゃんという大切な仲間に出会えて
来年はもっとええ一年になればええな
そして来年こそは先輩の隣におりたい
紫「あと10秒やでー!!」
「10」
「9」
「8」
「7」
「6」
「5」
「4」
「3」
「2」
「1」
「Happy New Year!!!」
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年7月31日 21時