51 ページ2
(望side)
.
.
お昼休み気合を入れ直して流星と共に廊下に出ればやけに廊下がざわざわしとる
桃『…なんかあったんかな?』
青「…な。」
人混みをかき分けていけばその中心にあったのは大好きな人
桃『重岡先輩…?』
俺の声に反応した重岡先輩が俯いてた顔をあげたと思ったら俺に抱きついてきた
え?は?パニックでしかないんやけど???
なんでここにおるん?
なんで抱きついてきとるん?
わからないことだらけやし、心臓がバクバクで止まらへんけど俺を頼ってくれるその姿が愛おしくて
桃『場所変えましょうか?』
出た声は自分が思っているより甘い声がでた
こくりの頷いたその体を抱き上げたら驚いたような反応はされたけど抵抗されることはなく、流星に視線で合図をして重岡先輩をかかえたまま神ちゃんたちとお昼を食べる空き教室足へ進める
ガラガラと音を立てて部屋に入れば俺の首に回ってた重岡先輩の手にぎゅっと力が入って
桃『重岡先輩…?』
赤「ごめん…。
…もう少しこのままでええかな…??」
桃『当たり前やないですか。』
302人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふぉん | 作成日時:2021年7月31日 21時