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(望side)
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なかなか顔を上げてくれへんから心配で
桃『ほんまですか?』
と聞き返せば
赤「ほんまやから。」
と俺の腕から出て先を歩き始めてもうた
呆気に取られてぼーっとしてもうた俺のそばに濱ちゃんがやってきて
紫「照れとるだけやから」
と小声でささやいてぽんと肩を叩かれた
深呼吸をして先輩もう一度先輩の隣を歩けばちらりとこちらを確認して
赤「…ありがとう」
口下手な先輩からの可愛い感謝の言葉にまた先輩の頭を撫でてしまいそうになるのを堪える
桃『先輩に怪我がなくてよかったです。』
赤「こたきは?こたきは怪我してへんの?」
桃『俺は大丈夫です。』
赤「ならよかった。」
ほらその笑顔
その笑顔のためならなんでもできる気がすんねん
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年7月31日 21時