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(望side)
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女の子との話を終えて教室に戻ればニヤニヤしながら話しかけてくるクラスメイトたち
適当に返事して流星のところへ戻る
青「…またされたん?告白」
桃『まぁ、そんなとこ。』
文化祭前やからなのかわからへんけどここ数週間で4人ぐらいに告白された
告白されることは嬉しいんやけど、俺には好きな人がおるからお断りさせてもらうんやけど
やけど…
俺にも好きな人がおるからこそ告白するためにどれだけの勇気がおるかわかっとるから心が痛む気持ちもあんねん
青「…大丈夫?」
桃『おん、大丈夫。』
不安げに見つめる流星に申し訳なくて無理矢理笑ってみたけど「無理して笑うな」って怒られてもうた
桃『俺も頑張らな。
重岡先輩に振り向いてもらえるように。』
青「ん、協力すんで。」
桃『ありがとう』
へこたれとっても重岡先輩にこっち向いてもらうなんてできひんからやるしかないやろと自分に気合を入れる
授業終了の鐘がなれば途端にうるさくなる教室
今日のお昼は行ってみよう
大好きなあの人がおるクラス
笑顔で「一緒にご飯食べましょ」って声をかけるんや
優しい重岡先輩はきっと俺が直接言えば断らへんて知っとるから
重岡先輩、先輩の気持ちが知りたいです____
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時