37 ページ37
(流星side)
.
.
担任の気分で行われた席替え
今回も変わらず隣は望やけど窓側の一番後ろという一番ええ席をくじで引けた気がする
ここやったら授業つまらなくなっても退屈になることないやろうな…なんて
普段校内でなかなか会うことができないあの人の姿を思い浮かべて思わず頬を緩める
桃『…流星やってにやにやしとるやん。』
青「俺はちゃんと恋人やからええの。」
"恋人"の部分を強調して言えば子犬見たいな顔を歪める望
一つ年上の先輩に恋してはや5ヶ月
モテそうな外見しとるのに意外と恋には奥手な望と鈍感すぎる重岡先輩の関係はなかなか縮まらへん
まぁ、望はなんだかんだアピールしてる方やと思うけど相手がしげやからなぁ
そんないじらしいカップルが最近の俺らの悩みのタネ
どうやら両思いらしいねん
でも、お互い片思いやと思ってる
そのー、両片思いってやつやな
良く知らへんけど
はよくっついてくれればええのに
したら、もう少し俺の方も見てくれるんとちゃうかな
なんて甘い期待を胸に望の背中を押す
大丈夫、お前が一番のライバルやと思っとる奴は俺の恋人やから
なんて知ってて言わへんのは、最近恋人がしげの恋の相談につきっきりで俺に構ってくれへんから
だなんて言いたくあらへんから、笑
425人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時