すなお (桃赤) (ページ4)

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(望side)

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桃『だ、だいじょうぶでっす…』

赤「ん。」

桃『え？』

そう言って手渡されるタオル

赤「血、出とるから。」

訳わからずきょとんとしとったら重岡先輩がおでこにタオルをのせてくれた

桃『…っ、あ、ありがとございます。重岡先輩！』

紫「望、すごい音しとったけどだいじょうぶかー？」

桃『濱ちゃん先輩！』

紫「淳太でもせえへんことするんやな笑」

濱ちゃんは隣の美人さんを見ながら笑う

…淳太さんって言うんかな？

さっき重岡先輩の頭撫でとった人

黄「はじめましてやよな？

俺中間淳太。小瀧望くんやよね？濱ちゃんたちから話聞いとるで」

桃『中間淳太先輩…』

黄「淳太でええよ？」

紫「俺も先輩いらんで？」

桃『なら、淳太と、濱ちゃん！』

青「…望？一限おくれるけど。」

あ！すっかり流星の存在忘れとった…

桃『ごめん！ってかもとは流星がいけへんねん！

もっと電柱あるんはよ言うてや！』

青「んー？あーごめん。笑」

黄「盛り上がっとるところ悪いんやけど、もう1限始まっとると思うで？」

淳太に言われて時計をのぞけば9時10分を指しとって

桃『ほんまや！！！』

青「…え？まだと…ちゃうん？」

呑気な流星を連れてダッシュで教室へ向かう