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(望side)
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次の日朝学校に向かう途中に見えた濱ちゃん先輩と重岡先輩の背中
朝からあえるなんてラッキーちゃう?
ちゃんと起きれてよかったわーなんて思いながら自転車を降りてその背中をおいかけとると増えた背中
その人は重岡先輩の頭を撫でとってピタリと足がとまる
「望?どないしたん?」
後ろを振り向けば昨日仲良くなった流星が立っとって
桃『なんでもあらへん!』
笑顔で返せば余計な詮索もせずに俺の隣を歩いてくれた
流星とは初日から意気投合したし、めっちゃええやつなんやけど重岡先輩には勝てへんなぁ
青「…む?望?ぶつかんで?」
桃『へ?』
青「ほら言うたやん!」
桃『言うの遅いねん!』
ボーッとしてたせいで目の前に電柱があったことに気づかへんくて正面衝突
あまりの痛さに悶えとると
赤「…大丈夫?」
あの素っ気ない声が聞こえた
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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時