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(望side)



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お風呂上がりベッドへダイブして目を閉じれば顔を赤らめて愛おしそうな顔をする重岡先輩の表情が浮かんでくる


"好きやねん"


それが体育祭が、やなくて俺のことがやったらええのに


なんて下心には気づかないふりをする


桃『…可愛かったなぁ』


まだ心臓がバクバクしとる


いつもならすぐ流星に報告するけどこれだけはどうしても俺だけの秘密にしときたいねん


今までやってそれなりに人を好きになることはあったし、彼女やっておったことあったはずやのに重岡先輩への感情は今まで味わったことのないもので


戸惑いやってもちろんあるけど後悔したくないねん


それぐらい好きになった人やから


この人しかおらん、これ以上に好きになれる人になってきっと出会えへん


そう心から思える人やから


桃『はぁぁあ、かわいすぎる…』


いつも素っ気ないから余計になんやろうか


もしかして先輩の計算に俺はまんまと引っかかっとるんやろうか


まぁ、それでもええか


かわいい先輩を見ることができるんやから


せやけど、欲を言うならばそのかわいい姿をずっと隣で見ていたい


重岡先輩の笑顔の理由でありたい


神様、どうか俺に勇気をください

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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時

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