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(望side)


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いつもより数倍長く感じるSHRが終われば礼の挨拶と共に教室を後にする


どきどきわくわくしながら向かうのは図書館


こんなにもどきどきしながら図書館に行くのは16年生きてて初めて


深呼吸をしてから入りたかったんだけどクラスのSHRが終わるのが遅かったみたいでほぼ全員集まってたから慌てて席に着いた


配られた書類に軽く目を通しながら桐山の話を聞く


やること多し、絶対楽やないでこの仕事


それに、先輩の姿は見えへんし


もしかして委員会の会議があるって意味の委員会がある、やなくて委員会活動の方を指しとったんかな…


桃『…はぁ』


赤「…っ!遅れました!」


帰りたいな、そう思って目線を下に下げた時ずっと待ち焦がれてた声が聞こえた


走ってきたのか少し息が切れとる重岡先輩


橙「おお、重岡。空いてる所座ってや」


桐山にそう言われて席を探す先輩


ちなみに俺の隣は空席


桃『重岡先輩、ここ空いてます!!』


そう声をかけたら


赤「ん。」


短い返事しか返ってこなかったけど隣に座ってくれた

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作者名:ふぉん | 作成日時:2021年5月1日 21時

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