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(中間side)
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重岡とのサシのみは楽しくて余計なことも沢山話しすぎた気がする
せやけど前よりもっと仲良くなったというか重岡との距離が縮まった気がする
あいつは人の懐に入ってくるのが得意なやつ
そして人を差別しないやつ
きっと俺の噂話も全て知っとるけどそれでも俺を色眼鏡でみてこない
きっとそんなやつなんやろうな
そして、それに気がついたと同時に愛しさが溢れ出してやっとこの気持ちに名前がついた
たぶん俺は、重岡が好きなんや
でもまだこの関係が心地よい
叶うなんて思ってへんし、社内で唯一気兼ねなく話せる人を失いたくなんてない
まぁ、重岡ならこの気持ちを知っても避けたりなんてせえへんとは思うけど…
それでも言えへんのは俺が小心者やからなのか恋をしたことないからなのか…
とりあえず、この気持ちは俺の中だけにしまっておこう
ただ笑顔の重岡をそばで見ることが出来たらそれで俺は満足やから
タイムリミットまでずっとそばに居れたらそれだけでええから
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これは重岡と両思いという奇跡を知る前の俺のお話______
(end)
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作者名:ふぉん | 作成日時:2020年5月19日 15時